グローバルネット(月刊環境情報誌)
連載記事一覧
さまざまな環境に関連する条約の最新動向について、毎号短くまとめてお届けしています。筆者は前上智大学教授の磯崎博司氏です。1992年4月に発行したグローバルネット17号より毎号続いている長期継続中の連載です。(1992年4月開始。毎号連載)
過去の記事をお読みいただけます。
今までの連載タイトル一覧PDF(1992年4月〜2015年8月)はこちら
●USA発サステナブル社会への道〜NYから見たアメリカ最新事情
近年、環境破壊などの社会的課題を解決し、持続可能な社会の構築を目指す中で、社会的責任(CSR)をめぐる企業やそのステークホルダーの取り組みが世界的に広がり、多くの企業が利益追求だけでなく、社会貢献や情報公開などの取り組みを模索しているが、アメリカにおいてもさまざまな取り組みが始まっている。本連載では、サステナブルビジネスに詳しく、「サステナビリティ」がテーマの著書・訳書の多いニューヨーク在住、FBCサステナブルソリューションズ代表の田中めぐみさんに現地の最新のサステナビリティ事情を紹介していただく。(2015年7月開始。奇数月掲載)
●あすの環境と人間を考える〜アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから〜
大学共同利用機関法人・人間文化研究機構・総合地球環境学研究所(京都)の「砂漠化をめぐる風と人と土」プロジェクトに集う研究者らが、アジア、アフリカで出会った人びとの暮らしから持続可能な社会のヒントを探ったレポートです。(2015年6月〜2016年12月。偶数月掲載)
●21世紀の新環境政策論〜人間と地球のための経済とは
自然資本経営、定常経済、ピケティの新・資本論など市場主義経済にNOという潮流が強まっている。一方で、2014年9月に亡くなられた宇沢弘文東京大学名誉教授が半世紀前に「社会的共通資本」で喝破した世の中が、今日、人類の持続可能な社会の存続を危うくするまでに広まっている。
宇沢教授の教え子として、環境経済の研究に取り組んでいる松下和夫氏、一方井誠治氏、倉阪秀史氏に、宇沢教授の研究理念である「人間のための経済学」をベースに、人と地球が持続できる環境政策について執筆していただきます。(2015年4月開始。毎月連載)
●世界のこんなところで頑張ってる!―公益信託地球環境日本基金が応援する環境団体
地球・人間環境フォーラムが助成先の選定等において運営協力している公益信託地球環境日本基金では、開発途上地域での環境保全活動や調査・研究に対して助成を行っています。これまでの各団体の活動を隔月で連載します。(2013年11月開始。奇数月連載)
●環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
本連載では、茨城県つくば市にある国立環境研究所(NIES)の最新の環境研究やプロジェクトについての「今」をレポートします。レポーターはNIESと長年に渡り一緒に活動してきた地球・人間環境フォーラム研究業務部の研究員が努めます。(2012年12月開始。偶数月連載)
●日本の農業は生き残れるのか〜広島県からの報告
日本の農業の先行きが見えない。生物多様性が宿る自然と接し、国民の命や健康を支え、さらに日本人の文化や歴史を語るに欠かせないこの生業の重要さはだれでも認めるところだが、少子高齢化、後継者不足、さらに環太平洋経済連携協定(TPP)交渉などの経済環境の変化の中で揺れている。果たして生き残れるのだろうか。ジャーナリストの吉田光宏氏が、典型的な中山間地域である広島県の農業にかかわる人や専門家の声を聞き、レポートを綴る。 (2012年5月開始。毎月連載)
●INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
日本でも中国に関する報道や論文は多いが、その多くは外側から見たものです。この新連載レポートでは、地球環境戦略研究機関(IGES)北京事務所長の小柳秀明氏が、中国の内側から見た中国の最新の動きや環境事情を隔月で報告します。
(2010年4月開始。偶数月連載)
終了連載(2010年以降)
●風土から見えるもの〜人の暮らしがつくる環境と文化写真家・石川直樹さんの写真集『VERNACULAR』に紹介されている住居や文化を中心に、写真とともに語ってもらいます。(2012年1月〜2016年5月。奇数月連載)
※ページ見本(PDF)はこちら
第1回 ドルドーニュ地方(フランス)の岩棚住居(2012年1月号)
●どう変わる!容器包装リサイクル法〜現状と課題を探る
家庭から排出される廃棄物の中で、ペットボトルなどの容器包装廃棄物は容積比5〜6割(環境省の調査)と相当な割合を占める。それらをリサイクルする目的で制定されたのが「容器包装リサイクル法(1995年制定、容リ法)」。 同法は2006年に改正してから5年の期限が経過、2013年9月から経産省と環境省の合同審議会で2度目の改正に向け議論が始まっている。本稿ではこうした状況を見据え、環境ジャーナリスト 服部 美佐子氏が、容器包装の中で最多のプラスチック容器包装を中心に論点を洗い出し、改正の方向性を探っていく。(2014年9月〜2015年4月(全8回)。毎月連載)
※2011年の同様の連載のタイトルリストはこちら。
●日本再生、農の力で日本を元気に!
有機農業の生産法人・アグリクリエイト(本社・茨城県)の東京支社長、銀座食学塾塾長、農業塾塾長、銀座ミツバチプロジェクトの理事長といった多彩な顔を持つ高安和夫さんに、農業の力で都市と農村を元気にする日本再生計画についての連載をお願いしました。都市から農業のユニークな提案にご期待ください。(2011年4月開始毎月連載。2012年5月〜2015年3月まで奇数月連載。全30回)
●今、求められる真の自然資本経営〜自然の恵みを上手に使うために
自然が作り出した資本である自然資本を評価し、戦略的に活用しようという動きが世界的に始まっています。この連載では、海外や日本の自然資本経営について取り上げていきます。執筆者は環境・資源ジャーナリストの谷口正次氏と株式会社レスポンスアビリティの足立直樹氏です。(2014年4月〜10月。毎月連載)
●バングラデシュ回顧録〜発展と環境・社会問題のせめぎ合いの中で
「国づくり」という大目的に向けて壁を乗り越えていく真っただ中にあるバングラデシュで2013年までの2年間、世界銀行の職員として働いた記録を、ワシントンの世界銀行本部から池田洋一郎氏が届けるものである。(2014年3月〜2014年9月。毎月連載)
●未来につなげる農と食〜世界の持続可能な農業
グローバル化が進む中で、世界の農と食の現場で大きな変化が起きています。この連載では、その現状に触れながら、未来につながる持続可能な農業について紹介していきます。筆者は「ランドラッシュ」の連載も執筆してくださっていた松平尚也氏と山本奈美氏。ご自身も農村に移住し、有機農業を行っています。(2013年4月〜2014年2月。全6回。偶数月連載)
●地球の未来を支える子供たちへの環境教育
人類がこのプラネットで生存し続けるには幼稚園から自然に接し自然との対話ができるような感性を身に着ける教育を行うことが必要である。子供たち、子孫が生きることのできる地球を残すには大きな変革を大至急実行する必要がある。実践的な環境教育の事例を中学・高等学校の校長を長年勤めてきた永井伸一氏に紹介してもらう。(2012年5月〜2014年1月。全11回。奇数月連載)
●バングラデシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
2011年8月から日本の財務省を離れ、世界の貧困撲滅と持続可能な発展をミッションとする国際機関、世界銀行の職員として、可能性と挑戦に満ちた国、バングラデシュに飛び込んだ池田洋一郎氏の経験と気付きを共有する連載。(2012年2月開始(偶数月連載)2013年2月より毎月連載。2013年7月終了)
池田氏によるブログ: バングラデシュ物語
●持続可能な未来へ〜環境先進国・北欧スウェーデン事情
田原由美子氏は、大学時代に交換留学でスウェーデンに滞在したことをきっかけに、スウェーデンの環境政策に興味を持ち、ルンド大学、ストックホルム大学で二つの環境に関連する修士号を取得。森と湖におおわれた自然豊かな北欧スウェーデンから環境事情を隔月でレポート。(2012年1月〜2013年5月。奇数月連載)
●ランドラッシュ〜世界の農地はいま
世界各地でランドラッシュと呼ばれる大規模な国際的土地取引が起こっています。世界の環境、土地、水、食糧問題を考える上で、ランドラッシュの動きは、今後私たち市民が考えるべき大切なテーマです。この連載では、日本でランドラッシュの問題に取り組むNGOのメンバーである松平尚也氏と青西靖夫氏が、その概況や事例を紹介しその課題や解決に向けた動きを探ります。(2012年4月〜2013年2月。偶数月連載)
● 支え合ういのちのモザイク〜生物多様性の取り組みを根づかせるために
2010年10月には生物多様性条約(CBD)のCOP10が愛知県名古屋市で開かれることから、「生物多様性」は注目が集まるテーマです。一見、わかりにくいといわている生物多様性ですが、さまざまな命が支え、支えられながらモザイク状に存在することを指す「生物多様性」は、本来、地球に暮らす私たち人間にとって最も身近なテーマであるはずです。国内外の生物多様性に関するさまざまな取り組みや研究などを紹介します。(2010年3月〜2012年5月。不定期連載)
●新時代の牛放牧で日本を救おう!「よろず効果」が創る持続可能な社会
低炭素社会へのパラダイムシフトが起きていますが、環境に負荷をかけない新しい時代の放牧は、循環型社会構築へのヒントを多く持っています。「放牧のよろず効果」を2002年から山口型放牧の取材・執筆を続けるフリージャーナリストの吉田光宏氏が順次紹介します。 (2010年6月〜2012年4月。偶数月連載)
●容器包装リサイクルの光と影
容器包装リサイクル法は、2006年に一度改正され、次の改正を目前にしています。容器包装の発生抑制や効率的なリサイクルは進んだのでしょううか。メーカーやリサイクル業者、自治体の取り組み事例や関係者の話も交えながら、容器包装リサイクルの現状をレポートします。(2011年1月〜2012年3月。毎月連載)
●ベルリン発サステナブルライフ考〜新米ママのドイツ環境レポート
東京での環境NGO勤務を経て、ドイツ・ベルリンに移住したユミコ・アイクマイヤー氏。子育て真っ最中のお母さんという視点も盛り込みながらドイツを中心としたヨーロッパの環境事情を隔月でレポートします。(2010年5月〜2011年9月。奇数月連載)
●食のたからもの〜食べて支える地域の食文化
先進国の中でも極端に低い40%という食料自給率の日本。 食の未来を考えるため、本連載では、失われつつある日本古来の食文化と継続した生産が危ぶまれる食材をとりあげ、それを支える生産者や生産地を取材した「食のたからもの再発見プロジェクト」(東京財団)から、25の食材を取り上げ、日本の各地で受け継がれてきた食のあり方を再評価し、日本各地の「食のたからもの」の再生につなげたいと思います。 (2009年8月〜2011年8月。毎月連載)
●資源無教養国家・日本
鉱物資源をめぐり、世界で争奪戦が繰り広げられています。本連載では、日本が資源危機に対して、大きな遅れをとっていることに警鐘を鳴らすとともに、資源の大規模開発に伴う環境破壊、先住民への人権侵害などの問題を資源・環境ジャーナリストの谷口正次氏に紹介いただきます。 (2010年7月〜2011年5月(全6回)。)
●研究最前線
国立環境研究所の研究者が日本の環境研究の最新情報を伝えます。(2008年8月〜2010年4月(全16回)。)※国立環境研究所のページでは記事全文と補足情報をご覧いただけます
●川、開発、ひと〜日本の経験、アジアの経験
ダムを通じて“川と開発、そこに暮らす人びととの関係”を日本とアジアの経験から浮き彫りにします。(2006年10月〜2011年5月(全35回)で終了)
●アメリカ環境新事情〜在米ジャーナリスト、エリコ・ロウの報告
アメリカ在住のジャーナリスト、エリコ・ロウ氏によるアメリカの最新環境情報を伝える連載(2010年3月(全25回)で終了)