グローバルネット(月刊環境情報誌)
2015年6月(295号)
特集/環境NPOが元気になるために!
環境問題などの社会問題を解決する原動力の一つとして環境NPOの活動があります。日本では、1998年にNPO法が施行され、NPOの数は増えてはいますが、欧米と比較するとNPOの活動はそれほど活発でなく、また一般市民の認知度や参加も低い現状があります。本特集では、NPOの活動がなかなか成熟しない課題と、NPOを支援する取り組みについて紹介します。
●目次
フロント(話題と人)
アフリカのバラを日本で売ってケニアの若者の雇用を創出したい
「アフリカの花屋」を経営する株式会社Asante代表
萩生田めぐみさん
特集/環境NPOが元気になるために!
NPOの役割と課題〜信頼されるNPOになるために必要なこと
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NPO法人日本NPOセンター顧問 山岡 義典 |
持続可能な社会の一翼を担う環境NPOとなるために〜現状と戦略 | NPO法人環境文明21共同代表 藤村 コノヱ |
NPOに必要な組織基盤の強化〜団体を育てる助成プログラム ※こちらの記事はパナソニックのHPにて全文がお読みいただけます |
NPO法人地球と未来の環境基金 理事長 古瀬 繁範 |
新連載 あすの環境と人間を考える〜アジアやアフリカ出会った人びとの暮らしから
第1回/モンゴルで揺らぐ「お互いさま」精神〜厳しい自然に適した遊牧民の暮らし
(地球・人間環境フォーラム 中村 洋)
21世紀の新環境政策論〜人間と地球のための経済とは
第3回/エコロジカル経済と持続可能性の指標
(京都大学名誉教授 松下 和夫)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第16回/環境標準物質〜環境を測るためのよりどころ
(地球・人間環境フォーラム 森 史、石本 美和)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第38回/除虫菊全盛期の記憶守る〜懐かしの島の風景を後世に 尾道市因島重井町
専業農家 大出 雅彦さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第32回/水汚染防止行動計画
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
たばこやめませんか
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
日本に及ぶ米国西部の干ばつ被害
(農業ジャーナリスト 山田 優)
環境条約シリーズ279
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約COP7が開催
(前・上智大学教授 磯崎 博司)
環境の本
みんなで創るオリンピック・パラリンピック〜ロンドンに学ぶ「ごみゼロ」への挑戦
編著●崎田裕子/鬼沢良子/足立夏子
環境と開発への提言〜知と活動の連携に向けて
編集代表●ロバート・ワトソン 監訳●松下和夫
■毎回特集の中から1本の記事が緑のgooグローバルコラムに紹介されています。