グローバルネット(月刊環境情報誌)
2016年2月(303号)
特集/パリ合意によって世界の温暖化対策はどう変わるのか〜2020年以降の新たな枠組みについて考える
2015年11月末からパリで開かれた国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)は、2020年以降、新たに取り組む新しい温暖化対策の枠組みについて国際社会が合意するという画期的な成果を上げました。会議での交渉の結果、そして今後の展望および可能性について紹介します
●目次
フロント
エコプロダクツ大賞優秀賞を受賞した虹松プロジェクトの推進役
田中賢治さん(国土防災技術株式会社 緑環境事業部長)
特集/パリ合意によって世界の温暖化対策はどう変わるのか〜2020年以降の新たな枠組みについて考える
ゼロ炭素社会元年〜COP21とパリ協定 | 京都大学名誉教授 松下 和夫 |
パリ協定についてのNGOによる評価と日本への示唆 |
気候ネットワーク理事 平田 仁子 |
自然エネルギー100%の実現に向けて〜パリ合意を受けて日本が目指すべきエネルギー政策とは | 公益財団法人 自然エネルギー財団 常務理事 大野 輝之 |
あすの環境と人間を考える〜アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから
第5回/インド北西部の伝統的生業道具の記録保存と活用
(総合地球環境学研究所 遠藤 仁)
21世紀の新環境政策論〜人間と地球のための持続可能な経済とは
第11回/市場外の意思決定をどのように行うべきか
(千葉大学教授 倉阪 秀史)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第20回/ヒ素の発がんメカニズムはどこまでわかってきたか?〜エピジェネティクスという新しい視点
(地球・人間環境フォーラム 石本 美和)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第46回/ベビーリーフなど有機野菜軌道に〜環境や地域を大切に試行錯誤重ねる
世羅郡世羅町
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第36回/石炭火力発電対策の飛躍的進展
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
増加する気象災害
(自然環境研究センター理事長・元国立環境研究所理事長 大塚 柳太郎)
日本環境ジャーナリストの会からのメッセージ〜日本環境ジャーナリストの会のページ
ゼロカーボン社会は菜食から?
(リー・メイハン)
環境条約シリーズ287
2020年以降の気候変動に関する新たな枠組みとなるパリ協定
(前・上智大学教授 磯崎 博司)
財団だより
セミナー「熱帯林とCSR2016」〜持続可能な開発目標(SDGs)における重点課題としての紙とパーム油
■毎回特集の中から1本の記事が緑のgooグローバルコラムに紹介されています。