グローバルネット(月刊環境情報誌)
2015年3月(292号)
特集/食品ロスをなくそう!〜「もったいない」に取り組む企業、行政、消費者
日本は食料の多くを輸入しています。一方、国内では年間約1,700万tの食品廃棄物が発生しています。このうち、本来食べられるのに廃棄される「食品ロス」は約500〜800万トンと推計され、これは日本におけるコメの生産量に匹敵します。本特集では、食品産業における流通段階の商習慣、消費者の過剰購入や食べ残しによる課題など大量に食品ロスが出ている背景や現状を示すとともに、企業、行政、消費者等、さまざまなセクターが食品ロスを削減するために進めている取り組みを紹介します。
●目次
フロント
おもちゃを通じて子どもたちに環境メッセージを届けたい
環境活動レポートで環境大臣賞を受賞
イワヤ株式会社代表取締役 岩谷 敏明さん
特集/食品ロスをなくそう!〜「もったいない」に取り組む企業、行政、消費者
食品メーカー、卸、小売店における取り組み〜食品ロス削減のために商慣習を検討
|
公益財団法人流通経済研究所主任研究員 石川 友博 |
松本市における食品ロス削減の取り組みについて | 長野県松本市 市民環境部環境政策課 課長補佐 羽田野 雅司 |
大切な食べ物を必要としている人たちにお届けする「コープフードバンク」と3Rの取り組み | 生活協同組合連合会
コープ東北サンネット事業連合 コープフードバンク事務局長 中村 礼子 |
どう変わる!容器包装リサイクル法〜現状と課題を探る
第7回/役割分担の見直しを求める自治体
(環境ジャーナリスト 服部 美佐子)
風土から見えるもの〜人の暮らしが作る環境と文化
第17回/インドネシア・バリ
(写真家 石川 直樹)
世界のこんなところで頑張ってる!〜公益信託地球環境日本基金が応援する団体
第8回 ブルキナファソの現場から〜バム湖岸植林事業の可能性
(緑のサヘル 菅川 拓也)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第35回/都市化進む中で広島菜を栽培 人気の伝統野菜守る努力と危機感
広島市安佐南区川内 JAユース広島市佐東支部長 倉本 守さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
日本再生 農の力で日本を元気に!
第30回(最終回)/魅惑のハチミツ体験〜ハチミツの先に自然を感じれば社会が変わる
(銀座ミツバチプロジェクト理事長、アグリクリエイト取締役東京支店長 高安 和夫)
フォーラム随想
ネットの詐欺にご用心
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
NSCニュース
No.94 2015年3月 社会的課題から考える「本来のCSR経営」の見取図【CSRシリーズ8】
(ニッセイ基礎研究所 川村 雅彦)
環境条約シリーズ276
「気候行動のためのリマ声明」が採択されたCOP20
(上智大学 磯崎 博司)
財団だより
リユースカップの販売を開始します
■毎回特集の中から1本の記事が緑のgooグローバルコラムに紹介されています。