グローバルネット(月刊環境情報誌)
2014年12月(289号)
特集/低炭素社会を実現するために〜CO2の大幅削減を提案するNGO、研究機関
国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP20)が12月、ペルーで開催された。2020年以降の温室効果ガスの削減目標を各国が表明する中で日本の対応が遅れている。そこでNGOからの意欲的な提言や低炭素社会を実現するための研究機関の取り組みについて特集する。
●目次
フロント
「2050 年の天気予報」の気象キャスターとして 国連気候サミットに参加
気象キャスター 井田寛子さん
特集/低炭素社会を実現するために〜CO2の大幅削減を提案するNGO、研究機関
2030年の日本の気候目標への提言〜低炭素社会の実現に向けて |
気候ネットワーク理事 平田 仁子 |
気候変動の国際交渉に遅れをとる日本の取るべき行動とは | NPO 国際環境NGO FoE Japan 小野寺ゆうり |
低炭素化への道 | 国立環境研究所 増井 利彦 |
どう変わる!容器包装リサイクル法〜現状と課題を探る
第4回/プラスチック容器包装のリサイクル手法をめぐる課題
(環境ジャーナリスト 服部美佐子)
エコプロダクツ大賞
第11回エコプロダクツ大賞 エコプロダクツ、エコサービスで17件の表彰決まる
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第13回/生物を使って化学物質の毒性影響を測る
(地球・人間環境フォーラム 石本 美和)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第32回/地域の農家グループが青ネギ水耕栽培
企業的システムを構築し雇用と担い手確保 安芸高田市美土里町
JA広島北部クリーンカルチャーグループ会長 廣政 公一(ひろまさ・こういち)さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第29回/APECブルー
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
人工透析なしで10年!
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
朝市、採集、御捻り。“地下”経済の豊穣
(博報堂ディレクター 水口 哲)
環境条約シリーズ273
環境保護や観光対策等について議論された第37回南極条約協議国会議
(上智大学 磯崎 博司)
環境の本
自然資本経営のすすめ 谷口正次著(東洋経済新報社/2,200円)
岩波ブックレット「定常経済」は可能だ! ハーマン・デイリー著(岩波書店/520円)
■毎回特集の中から1本の記事が緑のgooグローバルコラムに紹介されています。