グローバルネット(月刊環境情報誌)
2014年6月(283号)
特集/気候変動の適応策〜IPCCの報告書結果、今後の課題、そして地方自治体の役割
気候変動(温暖化)に対してどのように対応していくかという適応策が検討されています。今年3月に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第2作業部会の報告書の内容、日本で行われている適応策の研究内容、そして今後の課題、とくに地方自治体の役割について特集します。
●目次
フロント
家での省エネを実行してもらえるように、100%満足してもらえるエコ診断
真田 由美子さん(うちエコ診断士)
特集/気候変動の適応策〜IPCCの報告書結果、今後の課題、そして地方自治体の役割
IPCC第2作業部会での決定事項と今後の日本の適応策実施について |
国立環境研究所 肱岡 靖明 |
適応策を推進するに当たっての課題 |
名古屋大学大学院 高村ゆかり |
地方自治体全体の適応策の検討動向とモデルスタディ |
法政大学 白井 信雄 |
今、求められる真の自然資本経営〜自然の恵みを上手に使うために
第3回/欧州で進む自然資本をめぐる動き(その2)〜自然資本を定量化せよ
(株式会社レスポンスアビリティ 足立 直樹)
バングラデシュ回顧録〜発展と環境・社会問題のせめぎ合いの中で
第4回/なぜ世界中の船がバングラデシュに流れ着くのだろうか?(その2)
(世界銀行本部 業務政策総局 業務担当官 池田 洋一郎)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第10回/環境中の化学物質から人と動植物を守る
( 地球・人間環境フォーラム 中島 孝幸)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第26回/牛肉の生産から販売まで一貫生産〜 消費者の視点大切に先駆的畜産を牽引
福山市駅家町 株式会社なかやま牧場 会長中山伯男さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第26回/「中国の公害経験」の時代へ
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
銃を鍬へ
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
世界の環境系番組最新事情
( NHK 知財展開センター企画推進部 西川 美和子)
環境条約シリーズ267
底魚漁業規制のために発効準備の進む北太平洋漁業資源保存条約
(上智大学 磯崎 博司)
財団だより
半数以上が合法性の確認方法を把握せず〜グリーン購入法に基づく合法性確認の実態アンケート結果まとまる〜
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。