グローバルネット(月刊環境情報誌)
2014年2月(279号)
特集/シンポジウム報告 気候変動の身近な影響と適応策を考える(その3)
「気候変動の身近な影響と適応策を考える〜IPCC第38回総会に向けてin松山〜」と題し、気候変動問題を一般の人にわかりやすく伝えることを目的とした環境省主催のシンポジウムが松山で開かれました。その発表内容について当編集部が要約したものを紹介します。
●目次
フロント
環境分野のノーベル賞といわれる第22回ブループラネット賞を受賞 海洋研究開発機構地球環境変動領域 特任上席研究員 松野 太郎さん
特集/シンポジウム報告 気候変動の身近な影響と適応策を考える(その3)
気候変動の最新情報〜あん・まくどなるどの列島ウォッチ |
上智大学地球環境学研究科 教授 慶應義塾大学 特任教授 あん・まくどなるどさん |
気候変動と災害 |
九州大学大学院工学研究院環境社会部門 特命教授・名誉教授 小松 利光さん |
温暖化と農作物への影響 |
農研機構果樹研究所栽培・流通利用領域 上席研究員 杉浦 俊彦さん |
ホットレポート
地方の酪農と消費地の提携で牛乳製品の販路拡大
(フリーライター 洞口 和夫)
未来につなげる農と食〜世界の持続可能な農業
第6回<最終回>/土から世界とつながること
(AMネット代表理事、アジア農民交流センター世話人 松平 尚也
耕し歌プロジェクト 山本 奈美)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第8回/越境する微小粒子状物質(PM2.5)にどう備えるか?
(地球・人間環境フォーラム 山田 智康)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第22回/広島の代表ブランド「大長みかん」復活を
後継者育成やミカンの機能性PRなどに期待
呉市豊浜町 ミカン農家(元指導員)菊本勝之さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第24回/日中都市間連携協力始動
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
認知症を再考する
(元国立環境研究所所長 大井 玄)
日本環境ジャーナリストの会のページ
祖母山の雪――ツキノワグマ幻想に寄せて
(元毎日新聞社会部記者 滑志田 隆)
環境条約シリーズ263
気候変動枠組条約のCOP19とMOP9における温室効果ガス排出をめぐる議論
(上智大学 磯崎 博司)
環境の本
「ミツバチ大量死は警告する」岡田幹治、「みつばち飼う人この指とまれ!」御園孝
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。