グローバルネット(月刊環境情報誌)
2013年12月(277号)
特集:シンポジウム報告 気候変動の身近な影響と適応策を考える(その1)
来年3月に横浜で開催される気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会に向けて気候変動による身近な影響と適応策を考える環境省主催のシンポジウムが横浜で開催されました。その中から、三つの基調講演とパネルディスカッションについて当編集部が要約したものを紹介します。
●目次
フロント
第10回エコプロダクツ大賞エコサービス部門の奨励賞を受賞
思い出の詰まったベビーカーは捨てづらいというお客様の声がきっかけ
コンビ(株)環境管理室 濱島 加奈子さん
特集/シンポジウム報告 気候変動の身近な影響と適応策を考える(その1)
タイでの気候変動の影響と適応 | タイ学術研究会議 気候変動研究センター ディレクター モンチップ・スリラタナ・タブカノンさん |
気候変動の影響は水を通じて社会に影響?! (こちらの記事は読むことができます) |
東京大学生産技術研究所 教授 沖 大幹さん |
適応策:世界で広がるもう一つの温暖化対策 | 茨城大学地球変動適応科学研究機関 機関長 三村 信男さん |
パネルディスカッション 身近で考え行動する気候変動問題 |
パネリスト/清水俊英さん、脇田朋弥さん、浜野四郎さん |
ホットレポート
異常気象と人類の選択
国立環境研究所 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長 江守 正多さん
エコプロダクツ大賞
第10回エコプロダクツ大賞、エコプロダクツ、エコサービスで22件の表彰決まる
未来につなげる食と農〜世界の持続可能な農業
第5回/環境と調和した社会づくりの大きなうねりに〜ブラジルのアグロエコロジー
(オルター・トレード・ジャパン政策室室長 印鑰 智哉)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第7回/生物の正体を解明する藻類DNAバーコーディング
(地球・人間環境フォーラム 湯本 康盛)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第20回/カイワレや豆苗(とうみょう)生産の新農業に新天地
「野菜工場」の海外進出視野に、日本農業の夢描く
広島市佐伯区 株式会社村上農園 代表取締役社長 村上清貴さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第23回/大気汚染再び悪化
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
『鑛毒 田中正造と谷中農民』
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
天空の茶畑に咲く花〜世界農業遺産に登録された茶草場農法における将来的な心配事
(フリージャーナリスト 中野 美鹿)
環境条約シリーズ261
メロの海域保護区の設置が検討された南極海洋生物資源保存条約
(上智大学 磯崎 博司)
財団だより
『生物多様性アクション大賞2013 「えらぼう部門」優秀賞』を受賞しました!
輸入合板に対する違法材規制により国内林業の活性度合いが明らかに
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。