グローバルネット(月刊環境情報誌)
2013年10月(275号)
特集:シンポジウム報告 エネルギーの地産地消に貢献する福祉施設
環境と福祉の関わりについて調査・研究を続けている「社会福祉施設等の環境の取り組みに関する研究会」と (一財)保健福祉広報協会が主催するシンポジウムが9月、東京ビッグサイトで開かれました。今回のテーマは再生可能なエネルギーの普及と地域の福祉施設が担う役割について、その要旨を特集しました。
●目次
フロント
沖縄の美しい海を次世代に残したい思いで映画『サンゴレンジャー』をプロデュース
株式会社ファーストピック社長 西 初恵さん
<基調講演> 再生可能エネルギーの活用による障がい者雇用の促進 |
社会福祉施設等の環境の取り組みに関する研究会委員長、社会福祉法人恩賜財団済世会理事長、地球・人間環境フォーラム理事長 炭谷 茂 |
<事例報告> アルミ廃棄物の新グリーンエネルギー利用〜障がい者雇用の促進 |
北陸グリーンエネルギー研究会 水木 伸明さん |
福祉作業所が地域経済の活性化に大きな役割〜木質ペレットとペレットストーブでエネルギーの地産地消 |
さいかい産業 古川 正司さん |
地域の企業と協力した仕事づくりと福祉施設間のネットワークづくり | NPO法人あおぞらポコレーション 本多 佳美さん |
ホットレポート
国際環境技術センターを支え発展させる新たな枠組みを求めて
(UNEP/IETC拠出金等に関する外部有識者評価委員会座長、関西大学教授 盛岡 通)
未来につなげる食と農〜世界の持続可能な農業
第4回/アジアにおける持続可能な農業の取り組み タイ国訪問記
(AMネット代表理事、アジア農民交流センター世話人 松平 尚也
耕し歌プロジェクト 山本 奈美)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第6回/民間定期貨物船で温室効果ガスを測定する〜海上を移動するモニタリングステーション
(地球・人間環境フォーラム 刈谷 滋、山田 智康)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第18回/地元お宝野菜で農業活性化 ジーンバンク、種子5,000種を保存――東広島市八本松町
農業ジーンバンク技術嘱託員 船越 建明さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第22回/大気汚染防止行動計画
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
学問と実践
(地球・人間環境フォーラム理事長 炭谷 茂)
日本環境ジャーナリストの会のページ
環境の仕事
(環境コンサルタント 中田 陽子)
環境条約シリーズ259
島嶼生態系の維持について議論された地球温暖化防止とサンゴ礁保全に関する国際会議
(上智大学 磯崎 博司)
環境の本
環境文明ブックレット8 生き残りへの選択〜持続可能な環境文明社会の構築に向けて
編著●共同代表 藤村コノエ、加藤三郎
異常気象と人類の選択
著●江守 正多
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。