グローバルネット(月刊環境情報誌)
2013年6月(271号)
特集:お金の流れを変える〜日本の取り組み、世界の流れ
近年、金融機関には環境・社会・ガバナンスへの配慮と持続可能な社会づくりのための責任が求められています。日本や外国の環境金融の動きについて特集します。
●目次
フロント
タイの人権侵害被害者の支援活動に取り組む
−アンカナ・ニーラパイチットさん(平和のための正義財団代表)
「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則」が目指すもの〜日本の金融業界の取り組みの現状と課題 |
三井住友信託銀行 経営企画部CSR担当部長 金井 司 |
世界で進むサステナブルな不動産投資 |
CSRデザイン&ランドスケープ株式会社 代表取締役、一般社団法人グリーンビルディングジャパン 共同代表 平松 宏城 |
地域内“志金”循環モデルへの挑戦 | コミュニティ・ユース・バンクmomo 代表理事、一般財団法人あいちコミュニティ財団 代表理事 木村 真樹 |
世界で広がる環境・社会配慮型金融 | ARUN合同会社 ディレクター、国際青年環境NGO A SEED JAPAN エコ貯金プロジェクトスタッフ 土谷和之 |
ホットレポート "子らの未来のために
大石芳野写真集「福島FUKUSHIMA 土と生きる」を読む
( エッセイスト 乳井 昌史)
未来につなげる食と農〜世界の持続可能な農業
第2回/食料主権と環境保全を両立する持続可能な農業をめざして:メキシコのアグロエコロジーの事例
(AMネット代表理事、アジア農民交流センター世話人 松平 尚也、耕し歌プロジェクト 山本 奈美)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第4回/防災・減災を志向した浄化槽の研究はどこまで進んでいるか?
〜大震災で被害を受けた下水道インフラ〜
地球・人間環境フォーラム 研究員 津田 憲次
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第14回/集落法人化と放牧で地域守る〜省力化と助成金で安定経営を目指す
三次市三和町 農事組合法人「上板木(かみいたき)」総務部長・理事 稲田正之(いなだ・まさゆき)さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
バングラデシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
第11回/この街のごみは誰の手で、どこに向かうのだろうか?(その2)
(世界銀行ダッカ事務所 国別援助戦略・成果管理 業務担当官 池田 洋一郎)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第20回/日中大気汚染対策協力始動
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
「たとえ世界の終末が明日であっても」
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
擂鉢から見る日本の食と自然の環
(フリーライター 中西博之)
環境条約シリーズ255
残留性有機汚染物質について議論されたストックホルム条約COP6
(上智大学 磯崎 博司)
財団だより
身近なエネルギーの使い方を考える教材ができました
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。