グローバルネット(月刊環境情報誌)
2013年4月(269号)
特集:ネオニコチノイド系農薬を考える
ネオニコチノイド系農薬は、毒性が問題視された有機リン系農薬に替わって登場し、殺虫剤としては最大のシェアを占めている農薬、殺虫剤です。一方で、ミツバチの神経系へ打撃を与えたり、人体への影響も懸念されています。特集では、生物多様性への影響や、海外の動向などを紹介します。
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●目次
フロント
私は普通の技術者。この報告書は産業界の人にも理解して欲しい
−槌屋 治紀さん((株)システム技術研究所所長)
特集/ネオニコチノイド系農薬を考える
ネオニコチノイド系農薬はなぜ問題なのか |
ジャーナリスト(元朝日新聞論説委員) 岡田 幹治 |
ミツバチたちは農薬を回避できるのだろうか | 兵庫県立大学名誉教授 大谷 剛 |
ネオニコチノイド系農薬についての海外諸国の動向 | NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 水野 玲子 |
未来につなげる食と農〜世界の持続可能な農業
【新連載】第1回/日本の持続可能な農業の取り組み〜有機農家の視点から
(AMネット代表理事、アジア農民交流センター世話人 松平 尚也)
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第3回/水環境の保全・再生を支えるバイオ・エコエンジニアリング研究施設
地球・人間環境フォーラム 今関 暢哉
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第12回/6次化進め米粉パンを製造販売〜県内最大の法人、こだわりの栽培と経営
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
バングラデシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
第9回/子供たちが戻ってきた小さな教室は、どのように創られたのだろうか? (その3)
(世界銀行ダッカ事務所 国別援助戦略・成果管理 業務担当官 池田 洋一郎)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第19回/全人代で新執行体制固まる
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
キャリアの形成
(地球・人間環境フォーラム理事長 炭谷 茂)
日本環境ジャーナリストの会のページ
銚子再訪―産廃不法投棄取材から10年後に
(ジャーナリスト 芦ア 治さん)
環境条約シリーズ253
ワシントン条約第16回締約国会議で検討された附属書の改正
(上智大学 磯崎 博司)
財団だより
一般財団法人への移行のお知らせ
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。