グローバルネット(月刊環境情報誌)
2013年3月(268号)
特集:発生抑制の推進でサステナブルな社会に
循環型社会の実現に向けて3Rの推進が求められますが、優先順位の一番高い発生抑制の取り組みはなかなか進んでいません。特集では、2月19日に開催されたFoE Japan主催のシンポジウムの内容を中心に、発生抑制の国内外の事例と、学識者、市民団体、事業者等とともに検討したFoE Japanの提言を紹介します。
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●目次
フロント
人と自然が共生できる持続可能な社会づくりで地域の多様性を生かした震災復興を
−武内 和彦さん(中央環境審議会会長)
特集/発生抑制の推進でサステナブルな社会に
モノを売るビジネスからサービスを売るビジネスへ |
千葉大学法経学部教授 倉阪 秀史 |
韓国の法律による一回用品および過剰包装規制 | 地方自治総合研究所特別研究員 鄭 智允さん |
より少ない資源で より豊かなくらしを〜発生抑制のしくみづくりに向けた提言 | FoE Japan 理事 瀬口 亮子 |
ホットレポート
民間航空機を利用した観測で成田上空の二酸化炭素濃度の短周期変動が明らかに
( 地球・人間環境フォーラム 津田 憲次)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第11回/生協が農業参入、「食」に向き合う―障がい者を雇用し地域や消費者と連携―山県郡北広島町
ハートランドひろしま代表取締役 横山弘成さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
風土から見えるもの〜人の暮らしが作る環境と文化
第7回/ブータン・プナカ
(写真家 石川 直樹)
地球の未来を支える子供たちへの環境教育
第6回/環境教育指導者としての教職員への取り組み
(世界子孫代理人会副会長、獨協医科大学名誉教授 永井 伸一 )
持続可能な未来へ〜環境先進国・北欧スウェーデン事情
第8回/スウェーデンの環境教育(1)-エコスクール
(翻訳家 田原 由美子)
バングラデシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
第8回/子供たちが戻ってきた小さな教室は、どのように創られたのだろうか?(その2)
( 世界銀行ダッカ事務所 国別援助戦略・成果管理 業務担当官 池田 洋一郎)
日本再生 農の力で日本を元気に!
第18回/生きもの認証とは“もう一つの有機への道”―食べることで生物多様性を守る!
(銀座ミツバチプロジェクト理事長、アグリクリエイト取締役東京支店長 高安 和夫)
フォーラム随想
雪の金沢の旅
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
NSCニュース(No.82 2013年3月)
「儲かるCSR」を考える
(ニッセイ基礎研究所、NSC幹事 川村雅彦)
環境条約シリーズ252
強化文書の対象範囲拡大が望まれる 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク
(上智大学 磯崎 博司)
財団だより
・「アース・ビジョン 地球環境映像祭20+1」開催
・タイガの森のはちみつDAY〜おいしいハチミツがつなぐ、人と人、森とあなた
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。