グローバルネット(月刊環境情報誌)
2013年2月(267号)
特集:シンポジウム報告 気候変動にレジリエント(強靭)な社会のために
気候変動による自然災害の増加、資源の減少等の影響を低減する「適応」の取り組みの強化が望まれています。(株)損害保険ジャパン、公益財団法人損保ジャパン環境財団が主催したシンポジウムより、気候変動の「適応」に関するセクター別の最新の取り組み等、四つの講演の要旨と、パネルディスカッションの内容を紹介します。
読者アンケートはこちら
●目次
フロント
第10回全国大学生環境活動コンテスト(ecocon2012)でグランプリと会場賞をW受賞
−佐賀大学「チャリさがさいせい」のメンバーたち
特集/シンポジウム報告 気候変動にレジリエント(強靭)な社会のために
世界的に始まった気候変化への適応策 |
茨城大学教授 三村 信男さん |
自治体の視点からの適応策の考え方 | 東京都 環境局環境政策部 環境政策主査 市橋 新さん |
日産自動車の取り組み 〜自然災害リスクへの適応事例 |
日産自動車株式会社 グローバル内部監査室 主管 菅原 正さん |
民間セクターの取り組み | NKSJリスクマネジメント株式会社 顧問 斎藤 照夫さん |
パネルディスカッション 気候変動にレジリエント(強靭)な社会のために |
司会:西岡 秀三さん パネラー:三村 信男さん、辻原 浩さん、市橋 新さん、菅原 正さん、斎藤 照夫さん |
環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第2回/国立環境研究所の藻類コレクションを支える凍結保存技術
(地球・人間環境フォーラム 森 史)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第10回/「農地守る」コメ生産の株式会社設立〜高齢化した地域農家の土地を借りて規模拡大 〜三次市
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
ランドラッシュ〜世界の農地はいま
第6回【最終回】/世界の農地と食べ物の未来
(AMネット代表理事、アジア農民交流センター世話人、農業者 松平 尚也)
バングラデシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
第7回/子供たちが戻ってきた小さな教室は、どのように創られたのだろうか?(その1)
(世界銀行ダッカ事務所 国別援助戦略・成果管理 業務担当官 池田 洋一郎)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第18回/中国各地を襲った激甚大気汚染
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
有明海・諫早湾の環境復元
(元国立環境研究所所長 大井 玄)
日本環境ジャーナリストの会のページ
利根川下流域スタディ・ツアーから学ぶ文化を継承する報道手法のヒント
(集英社インターナショナル出版部編集長 高田 功)
財団だより
フェアウッドセミナー「日本の違法伐採対策について〜合法木材と小売業界の役割」を開催します
環境条約シリーズ251
水銀条約政府間交渉委員会第5回会合で合意された水銀に関する水俣条約
(上智大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。