グローバルネット(月刊環境情報誌)
2012年12月(265号)
特集:シンポジウム報告 巨大災害(カタストロフィー)と森林〜復興と再生を目指して
東日本大震災では津波で海岸林が破壊され、原発事故により森林が広く汚染されました。森林総合研究所が10月に東京で開催したシンポジウムより、森林の災害軽減効果、森林での適切な除染方法など五つのテーマについて特集します。
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●目次
フロント
火山灰・シラスの建材利用で第9回エコプロダクツ大賞奨励賞を受賞した(株)高千穂代表取締役統括本部長の小山幸男さん
特集:特集/シンポジウム報告 巨大災害(カタストロフィー)と森林〜復興と再生を目指して
原発事故による環境汚染と森林生態系への影響 |
独立行政法人放射線医学総合研究所 吉田 聡さん |
森林内における放射性物質の分布 | 森林総合研究所立地環境研究領域長 金子 真司さん |
森林除染と雪解け水の放射性セシウムの濃度 | 森林総合研究所水土保全研究領域長 坪山 良夫さん |
津波被害を軽減する海岸林の働き | 森林総合研究所 気象害・防災林研究室室長 坂本 知己さん 気象害・防災林研究室主任研究員 野口 宏典さん |
地震と津波による木造建築物の被害 | 森林総合研究所構造利用研究領域主任研究員 青木 謙治さん |
【新連載】環境研究最前線〜つくば・国環研からのレポート
第1回/世界に誇る国立環境研究所の藻類コレクション
(地球・人間環境フォーラム 石本 美和)
エコプロダクツ大賞
第9回エコプロダクツ大賞、エコプロダクツ、エコサービスで26件の表彰決まる
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第8回/酪農からジェラート販売などで成功〜こだわりの連携で地域への来訪者増やす
東広島市 上ノ原牧場 有限会社カドーレ代表取締役 上田 敏英さん
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
ランドラッシュ〜世界の農地はいま
第5回/ランドラッシュに巻き込まれる農村社会〜モザンビークにおける国際協力事業が引き起こす土地争奪
(開発と権利のための行動センター 青西 靖夫 )
バングラディシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
第6回/スラムの生活に光を当てることはできるだろうか?
(世界銀行ダッカ事務所 国別援助戦略・成果管理 業務担当官 池田 洋一郎)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第17回/「十八大」が示した生態文明建設
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
フォーラム随想
パロネラパーク
(日本エッセイスト・クラブ常務理事 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
群馬県・みなかみ町で「全国草原サミット・シンポジウム」
(早稲田大学早稲田環境学研究所講師 吉川 成美)
財団だより
リユース食器ネットワークでは災害時に備えた備蓄用リユース食器の配布に取り組んでいます
環境条約シリーズ249
船舶からの大気汚染防止のために強化されたIMOの大気汚染物質排出規制
(上智大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。