グローバルネット(月刊環境情報誌)
2012年10月(263号)
特集:日本の化学物質管理と国際動向
化学物質は多くの優れた機能を有していますが、中には人や環境にとって悪影響を与えるものもあります。
日本では、改正化審法による化学物質の評価手法が確立され、化学物質の世界的生産拠点となったアジア地域では
日本が有する知見を求める声が高まっています。日本での化学物質管理の現状と、世界での取り組み、
アジア地域での連携について特集します。
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●目次
フロント
日本初のクラウドファンディングREADYFOR?で草の根プロジェクトを支援するオーマの米良はるかさん
特集:日本の化学物質管理と国際動向
日本の化学物質管理と国際動向 改正化審法の施行状況について |
環境省総合環境政策局環境保健部企画課化学物質審査室長補佐 小岩 真之 |
化学物質管理に関する国際的な取り組み〜POPs条約対象物質の追加等に関する最近動向 | 明治大学理工学部応用化学科 北野 大、 一般財団法人化学物質評価研究機構 神園 麻子 |
化学物質管理政策に関するアジア地域での連携 | 地球・人間環境フォーラム 清水 将史 |
ホットレポート
使用済み製品のリユースは進むのか(その3)
国内リユースを取り巻く状況と課題
(環境ジャーナリスト 服部 美佐子)
日本の農業は生き残れるのか 広島県からの報告
第6回/耕作放棄地使ったナマズ養殖で過疎地を元気に〜神石高原町
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ランドラッシュ〜世界の農地はいま
第4回/ランドラッシュと世界の農業〜食糧価格高騰と食料問題の根本的要因
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バングラディシュ物語〜経済成長と環境・社会の歪みの狭間で
第5回/開発効果の最大化に向けた世銀、市民、NGOとの連携
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INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第16回/2012年反日デモ・暴動の影響
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フォーラム随想
老人の趣味
(地球・人間環境フォーラム会長 炭谷 茂)
日本環境ジャーナリストの会のページ
平凡さを大切にしたい
(毎日新聞科学環境部副部長 田中 泰義)
財団だより
違法伐採対策セミナー「米国改訂レイシー法と木材業界への影響(仮題)」を開催します
環境条約シリーズ247
EUにおいて積極的に活用されている法令遵守確保のための不遵守手続き
(上智大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。