グローバルネット(月刊環境情報誌)
2007年4月(197号)
特集:低炭素エネルギー開発の持続可能性を問う(その2)
〜シンポジウム「アジアに迫る温暖化と低炭素エネルギー開発」より
二酸化炭素の削減を目指す「低炭素エネルギー」の開発が世界で盛んに行われています。しかし、開発や生産の現場で生態系の破壊や地域住民との対立などを引き起こしてしますケースがいくつも報告されています。シンポジウム「アジアに迫る温暖化と低炭素エネルギー開発」から、今月号は、水力発電CDMと天然ガス開発に焦点を当て、低炭素エネルギー開発の持続可能性を考えます。
目次
フロント | 第10回環境コミュニケーション大賞で環境大臣賞を受賞した(株)ディグ社長の篠倉正信さん | ||
特集/低炭素エネルギー開発の持続可能性を問う(その2) 〜シンポジウム「アジアに迫る温暖化と低炭素エネルギー開発」より |
基調講演2/分散型エネルギーの開く未来〜アジアの持続可能なエネルギーのモデルとして | 柏木 孝夫さん | 東京工業大学統合研究院教授、前・東京農工大学教授 |
セッション:水力発電CDM 水力発電事業による社会、環境、経済への影響 |
まさの あつこさん | ジャーナリスト | |
セッション:水力発電CDM 気候変動対処する国際的な枠組みは持続可能な開発に寄与するか? |
ドナルド・ポルズさん | FoEオランダ気候・エネルギーキャンペーン・チームリーダー | |
セッション:天然ガス 天然ガス開発が及ぼす環境社会への影響について〜ロシアサハリン2開発を例に |
村上 正子さん | 国際環境NGO FoE Japan 開発金融と環境プログラム | |
セッション:天然ガス 天然ガスはクリーンか? |
佐尾 邦久さん | 海洋工学研究所代表取締役 | |
ホットレポート | インドネシアのエコラベル製品が市場へ | 藤塚 哲朗 | 環境省水・大気環境局地下水・地盤環境室、前・インドネシア環境省派遣JICA専門家 |
川、開発、ひと〜日本の経験、アジアの経験 | 第6回/河川事業に戦略的環境アセスメントはどう活かされるのか? | まさの あつこ | ジャーナリスト |
持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー | 第28回/無理なく無駄をなくそう〜学校施設における環境教育促進事業「エコリンピック開催事業」 | 桜田 勝也 | 松山市環境部環境事業推進課 |
トークあんどトーク | 特別講演/途上国における人権侵害訴訟の可能性と多国籍企業のリスク | トッド・アンソニー・ホーランド | |
アース・ビジョン | 第15回地球環境映像祭受賞作品決まる〜アース・ビジョン大賞は「断罪の確信―元裁判長が語る水俣病事件」に | ||
CSR in Asia〜開発途上地域における企業の社会的責任 | 第21回/アジア企業が見習う日本企業の美徳 | 足立 直樹 | (財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、(株)レスポンスアビリティ代表取締役 |
フォーラム随想 | 霧社の悲劇 | 森脇 逸男 | 元読売新聞論説委員 |
フェアウッド・トレンドニュース | Vol.28/近くの山の木を活かした住まいづくり | 小山 幸治 | 新産住拓代表取締役 |
GNスクエア | 工業製品の持続可能性評価〜サステナビリティ指標の開発と分析結果 | 松尾 寿裕 | 千葉商科大学大学院 政策情報学研究科 修士課程 |
環境人名簿 | に(その3)、ぬ、ね、の(その1) | 下川 耿史 | 風俗史家 |
財団だより | リユース食器でエコイベントしませんか?〜手引き2種が完成 ウェブサイトをリニューアルしました |
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環境条約シリーズ181 | 加盟国の国内刑法に関する措置を定める環境犯罪EU指令案 | 磯崎 博司 | 明治学院大学 |
ローカルニュース抄録 | 2007年3月 | CIDOプロ | |
研究現場から | 地球環境研究センターシリーズ64/富士北麓カラマツ林での炭素収支観測 | 藤沼 康実 | 国立環境研究所地球環境研究センター |
日本環境ジャーナリストの会のページ | 閉塞感は経済界のモラルのなさに起因 | 村田 泰夫 | 農政ジャーナリスト |
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。