グローバルネット(月刊環境情報誌)
2007年2月(195号)
特集:日・中・韓3ヵ国でCO2ダイエット宣言の実施へ〜20%クラブ日中韓ワークショップin葛巻町より
「温暖化対策と地域活性化を両立させる市民参加型の国際協力」をテーマに、岩手県葛巻町で昨年10月日本・中国・韓国の自治体、NGOが集まりシンポジウムが開催されました。省エネを中心とした温暖化防止活動を発表し合い、国境を越えた3ヵ国での協力関係をどのように構築するかを議論しました。
●目次
フロント
省エネに取り組む中国環境友好公益協会会長の李力さん
特集:日・中・韓3ヵ国でCO2ダイエット宣言の実施へ〜20%クラブ日中韓ワークショップin葛巻町より
ライフスタイルを変えるソフト的なCDMの実現に向けて
(中村 洋/(財)地球・人間環境フォーラム)
地方自治体によるCDMの視点
( 松尾 直樹さん/ (有)クライメート・エキスパーツ代表 )
国境を越えた実効性のある温暖化対策を
「ソーラーシティ・光州」(韓国光州広域市)
「地球を冷やしてあげます〜温暖化防止への取り組み」(中国環境友好公益協会)
「環境と農村が共存する住民参加型国際協力への取り組み」(韓国環境運動連合)
「中国農村部で再生可能エネルギーを!〜NGOによる市民参加型CDMの可能性 (自然エネルギー推進市民フォーラム)
ホットレポート@
中国での援助・融資・投資のグリーン化を目指して〜北京でワークショップ開催
(大澤 香織 / 特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ )
川、開発、ひと 日本の経験 アジアの経験
第4回/ナムトゥン2ダムはラオスの貧困削減になるか
(まさの あつこ/ジャーナリスト)
CSR in ASIA
第19回/インドネシアとCSRA〜日系企業を事例として
(満田 夏花/地球・人間環境フォーラム)
ホットレポートA
環境教育で得られる本当の財産とは〜「フィフティ・フィフティ」10周年ドイツと日本の事情
(染谷 有美子/国際環境NGO FoE Japan )
GNスクエア
山形の山河に「草木塔」を訪ねる
(乳井 昌史/エッセイスト、東京農業大学客員教授 )
持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第26回/市民とともにつくる環境マネジメントシステム
(伊丹市市民部環境保全課/藤澤 早苗)
フォーラム随想
『パパ どこにいるの?』
(森脇 逸男/元読売新聞論説委員)
フェアウッド・トレンドニュース Vol.26
分収林とその問題点(その1)
(清水 文明/新潟県糸魚川地域振興局農林振興部)
海を越える環境パートナーシップ:進化する国際環境協力のかたち
第10回/世界自然遺産グアナカステ保全地域にみるコスタリカの保護区管理の変遷
(城殿 博/独立行政法人国際協力機構(JICA))
環境人名簿
な(その4)、に(その1) (下川 耿史/風俗史家)
環境の本
金融CSR総覧
(株)経済法令研究会●編
環境条約シリーズ
第179回/単独行動主義を採用したEU委員会による新エネルギー政策
(磯崎 博司/明治学院大学)
ローカルニュース抄録
2007年1月 CIDOプロ
研究現場から 地球環境研究センターシリーズ63
森林の成長過程を通した炭素収支の長期観測
(藤沼 康実/国立環境研究所地球環境研究センター )
日本環境ジャーナリストの会のページ
ラオス・ナムトゥン2ダムにみる非持続的な開発
(清水 文雄/「エネルギーと環境」編集長)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。