グローバルネット(月刊環境情報誌)
2006年11月(192号)
特集:責任ある融資〜持続可能な原材料調達連続セミナーより〜
「融資」という形で海外の大規模開発事業に関わっている金融機関では、環境社会影響に配慮しようという動きが広がりを見せている。今月号は、当フォーラムがシリーズで開催している「持続可能な原材料調達連続セミナー」から「責任ある融資」を取り上げる。
●目次
フロント
日本で初めてMSC認証を取得した亀和商店 和田 一彦(わだ・かずひこ)代表取締役社長
特集:責任ある融資〜持続可能な原材料調達連続セミナーより〜
本来の機能発揮に高まる期待〜地球公共財としての金融の役割
(藤井 良広さん/上智大学大学院地球環境学研究科教授)
資源開発と責任ある融資〜過去の事例に学ぶ
(神崎 尚美さん/国際環境NGO FoE Japan 開発金融と環境プログラム)
エクエーター原則採択から3年〜みずほコーポレート銀行の経験
(小田原 治さん/みずほコーポレート銀行プロジェクトファイナンス営業第一部グローバル環境室室長)
NGOが銀行を変えた〜責任ある融資へ向けた市民社会の力
(川上 豊幸さん/レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN))
川、開発、ひと 日本の経験 アジアの経験
第1回/利根川で住民参加は実現するか?(まさの あつこ/ジャーナリスト)
GNスクエア
木材の輸送エネルギーを削減するウッドマイルズ−地球温暖化防止への挑戦
(滝口 泰弘/ウッドマイルズ研究会事務局長)
CSR in ASIA
第16回/CSRがスラムと貧困をなくす
(足立 直樹/(財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、(株)レスポンスアビリティ代表取締役)
持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第23回/LAS-Eで変わる職員の意識と環境行政
(長塚 友賀/京都府八幡市環境経済部環境保全課)
フォーラム随想
研究費はコストか投資かそれとも…(市川 惇信/元国立環境研究所所長)
フェアウッド・トレンドニュース Vol.23
「節」と「割れ」〜木材品質に対する住宅購入者の誤解と国産材を高くしている隠れた要因(後編)
(岡崎 時春/国際環境NGO FoE Japan副代表理事)
ガムランの国・インドネシアから
第28回 「アジアのガラパゴス」シベルト島脅かす商業伐採
(ハリー・スルヤディ/環境ジャーナリスト)
環境人名簿
「と」(その3)、「な」(その1) (下川 耿史/風俗史家)
環境の本
『グローバルCSR調達』『環境税の政治経済学』
〜サプライチェーンマネジメントと企業の社会的責任
編著:藤井敏彦/海野みづえ
環境税の政治経済学
OECD(経済協力開発機構)●編
環境省環境関連税制研究会●訳
環境条約シリーズ
第176回/廃船をめぐる労働安全・環境対策を規定する船舶リサイクル条約案
(磯崎 博司/明治学院大学)
ローカルニュース抄録
2006年10月 CIDOプロ
NSCニュース
No44/2006年11月
2006年度の会員総会が開催されました
(NSC事務局)
日本環境ジャーナリストの会のページ
富士山を蘇らせよう
(宮坂 武志/ジャーナリスト、朝日クリエイティブディレクター)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。