グローバルネット(月刊環境情報誌)
2006年7月(188号)
特集:湿地の恵みを賢く利用し、地域の「財産」に
〜国内33ヶ所になったラムサール条約湿地
湿地の保全と賢明な利用を進めるラムサール条約の第9回締約国会議が2005年11月にウガンダで開催された。水鳥の生息地として重要な湿地以外にも砂浜や地下水系など国内20ヶ所の湿地が新たに登録された。多様な湿地の豊かな恵みを有効に利用し、保全していくために、今、
◆目次◆
●フロント
文京区の小学校でゴミを4分の1に減らした小長谷 忠春さん
●特集:京都議定書の達成に向けた環境経営
〜環境を考える経済人の会21シェルパ・フォーラムより
・スウェーデンの温暖化対策〜なんでも挑戦してみよう
三橋 規宏/千葉商科大学政策情報学部教授、環境を考える経済人の会21事務局長
・日本企業のCSR動向〜NPOからの提案
岸本 幸子/特定非営利活動法人 パブリックリソースセンター事務局長
・日本企業の六つの事例
@「環境負荷の小さな鉄道」を創る/押谷 省吾
A「美しい地球の保全と人に優しく」を実 現するために/大谷 久雄
B紙容器の全ライフサイクルで環境負荷の低減を目指す/渡 辺 宏
C温暖化防止を縁の下から支える新エネルギー関連事業/中村 弘志
D「事業 段階」「お客様優先」「情報発信」の3分間で取り組む環境活動/高桑 康典、後藤 麻里
E使用済みの商品は「廃棄物」ではなく「資源」/秋山 裕之
●ホットレポート@
容リ法改正でゆれるゴミ行政(その4)自治体の分別はどこまで必要か
服部 美佐子/環境問題フリーライター
●ホットレポートA
開発と環境保全の両立に向けて OECD開発と環境合同大臣会合
川又 孝太郎/OECD日本政府代表部一等書記官
●CSR in ASIA
第11回/急展開する中国のCSR
足立 直樹/(財)地球・人間環境フォーラム、海SR経営研究所取締役
●GNスクエア
ビッグな自然詩人と、佐渡のわが友と−『場所を生きるゲーリー・スナイダーの世界』を読 んで
乳井 昌史/エッセイスト・東京農業大学客員教授
●持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第18回/友〜たり 遊〜くり 農〜んびり達者村 「日本一おもしろい村」を舞台にした出会 い・感動
横山 悟/青森県南部町農林課グリーン・ツーリズム推進室
●メコンの水 開発と環境をめぐって〜タイ・チェンマイからの報告
メコン川の水運利用(その2)
今村 真央/チェンマイ大学社会環境研究所研究員
●フォーラム随想
「ウェヌスの誕生」を見た 森脇 逸男/元読売新聞論説委員
●フェアウッド・トレンドニュース
Vol.18/森林認証材を使った住宅造りへの取り組み 菊池建設(後編)
平田 心一/菊池建設渇c業部営業推進課
●進化する国際環境協力の形 海を越える環境パートナーシップ
第7回/ボルネオ保全トラスト設立に向けて
−みんなで役割を担うパートナーシップを目指して
坪内 俊憲/ボルネオ生物多様性・生態系保全プロジェクト野生生物生息域管理専門家
●環境人名簿(下川 耿史/風俗史家)
「た」(その6)「ち」(その1)
●財団だより
持続可能な原料調達セミナー 第2回「植物油脂(パーム油と大豆油を例に)を開催」
●環境条約シリーズ (磯崎 博司/明治学院大学)
第171回/国内規準で貿易規制できる付属書Vが特色のワシントン条約
●ローカルニュース抄録
2006年5月(CIDOプロ)
●研究現場から
地球環境研究センターシリーズ59/地球温暖化を熱く科学する
−地球環境研究センターの新たな展開
藤沼 康実/(独)国立環境研究所地球環境研究センター研究管理官
●NSCニュース
No41/2006年6月
NSCメッセージプラザ 凸版印刷のCSRの取り組み
富永 均/凸版印刷竃@務本部業務管理課長部エグゼクティブプロデューサー
●日本環境ジャーナリストの会のページ
環境ジャーナリズムは擁護報道である
原 剛/早稲田大学大学院アジア太平洋学科教授
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。