グローバルネット(月刊環境情報誌)
2006年3月(184号)
特集:企業経営情報としての環境・CSR報告書〜環境コミュニケーションシンポジウムより
環境報告書やCSR(企業の社会的責任)報告書などによって伝えられる環境・社会情報は、財務情報と並ぶ重要な企業経営情報と位置づけられつつあります。そこで、今月号では、第9回環境コミュニケーション大賞の表彰式にあわせて開催された「環境コミュニケーションシンポジウム」から環境・CSR報告書の最新情報を紹介し、環境・CSR報告書への取り組みをわが国にさらに広げるための方策を考えます。
◆目次◆
■フロント
2年連続で環境コミュニケーション大賞に輝いたマルトの澤田 順子さん
■特集:企業経営情報としての環境・CSR報告書〜環境コミュニケーションシンポジウムより
・持続可能な社会に向けての日本のビジョン〜ハイテク・アニミズム国家の構築
安田 喜憲/国際日本文化研究センター教授
・パネルディスカッション:信頼される報告書作りのために〜京都議定書発効後の最 新潮流
コーディネーター:森下 研 パネリスト:鎌形 浩史/岸本 幸子/上妻 義直/後藤 敏彦/玉城 正裕/宮下 陽一
・農林地を利用した都市農村交流事業で地域社会を活性化
曽根原 久司/NPO法人えがおつなげて代表理事
・特集+1 地球の破局を食い止める企業環境戦略とは
山本 良一/東京大学生産技術研究所教授
■ホットレポート
容リ法改正でゆれるゴミ行政(その1) ペットボトルのリサイクルを追う
服部 美佐子/環境問題フリーライター
■CSR in Asia
第8回/フィリピンで進むCSRA SCMを通じた外資系企業の取り組みとコミュニティ支援 に注力する地元企業
足立 直樹/(財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、海SR経営研究所取締役
■データで見る環境
46回/SRIはどんな企業に投資しているのか?
■持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第15回/住民とともに歩む環境のまちづくり
飯田 ひろみ河野/福井県池田町環境向上推進室
■メコンの水 開発と環境をめぐって〜タイ・チェンマイからの報告
第5回/ミャンマー・ビルマはどこへ行くのか?その3
今村 真央/チェンマイ大学社会環境研究所研究員
■フォーラム随想
万人による万人のための科学技術 市川 惇信/元国立環境研究所所長
■フェアウッド・トレンドニュース
Vol.15/顔の見える山村 宮崎県諸塚村(その1)
矢房 孝広/宮崎県諸塚村企画課長補佐兼諸塚村産直住宅推進室事務局長
■ガムランの国・インドネシアから
第24回/インドネシア版「ロスト・ワールド」−地元にいかない生物多様性の恩恵
ハリー・スルヤディー/環境ジャーナリスト
■環境人名簿
「た」(その3) (下川 耿史/風俗史家)
■財団だより
「森林生態系に配慮した木材調達に関するNGO共同提言」を発表
■環境条約シリーズ (磯崎 博司/明治学院大学)
第168回/包括的な条約として誕生したライン川保護条約
■ローカルニュース抄録
2006年2月(CIDOプロ)
■NSCニュース
No40/2006年3月
NSCメッセージプラザ アサヒビールグループのCSRの取り組み
小沼 克年/アサヒビール且ミ会環境推進部エグゼクティブプロデューサー
■日本環境ジャーナリストの会のページ
富士山を世界遺産に登録する意義
中野 美鹿/フリーランスライター
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。