グローバルネット(月刊環境情報誌)
2005年11月(180号)
特集:取り戻せ!元気で賑わいのある中心市街地
中心市街地や商店街は、まちの文化や伝統を育みながら人々が集い、生活する場所として発展してきたが、近年はシャッターを下ろし、ゴーストタウンと化すところが後を絶たない。なぜ、まちの顔とも言われる中心市街地や商店街が元気を失ってしまったのか。一方で、郊外に林立する自動車交通優先の立地と均質な店舗デザインショッピングセンターは環境とまちづくりにとって好ましいものなのか。元気で賑わいのある中心市街地を取り戻す各地の取り組みを紹介する。
◆目次◆
●フロント
ボルネオ、アマゾン、そしてバイオマス産業社会の未来へ…
〜現場から森林・人権・平和を訴え続けた行動の人 故・原後雄太さんを偲ぶ
●特集:取り戻せ!元気で賑わいのある中心市街地
・まちづくりと大型店立地問題
鈴木 浩/福島大学
・環境と地域社会を重視したまちづくり
矢作 弘/ジャーナリスト、大阪市立大学大学院創造都市研究科
・街なかを歩いてもらいたい〜佐賀市の挑戦
池田 剛/佐賀市役所産業部街づくり推進課長
・福島県の商業まちづくり施策〜地域への思いを高めて住民の納得度の高いまちづくりを
(植田 浩一/福島県商工労働部商業まちづくりグループ主査)
●ホットレポート
環境に配慮したバージンパルプを古紙と同等に位置づけ GPN「印刷・情報用紙」購入ガイ ドラインを改定(弘瀬 法男/グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局)
●CSR in Asia
第4回/社会企業家がリードするタイのCSR−ビジネスと貧困削減を両立する
(足立 直樹/(財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、海SR経営研究所取締役)
●持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第11回/地域ぐるみの温暖化防止活動を目指して〜市民が作る実行計画
(藤村 幸男/山口県周南市環境生活部環境政策課)
●新連載!メコンの水 開発と環境をめぐって〜タイ・チェンマイからの報告
第1回/洪水災害対策におけるリスク配分
(今村 真央/チェンマイ大学社会環境研究所研究員)
●フォーラム随想
「文理融合」を考える (Aich)
●フェアウッド・トレンドニュース
Vol.11/知頭杉印鑑の商品化で国産愛の利用促進と外材の輸入削減を(後編)
(福間 敏之/渇i江印祥堂営業企画室)
●ガムランの国・インドネシアから
第22回/ラジャ・アムパット群島の豊かな自然と地元住民の生活を守る
(ハリー・スルヤディ/環境ジャーナリスト)
●環境人名簿
「す」(その3) (下川 耿史/風俗史家)
●環境の本
「入門・資源危機〜国益と地球益のジレンマ」 谷口 正次著、他
●環境条約シリーズ (磯崎 博司/明治学院大学)
第164回/国際的な文化の発展・協力を促すために採択された文化多様性条約
●ローカルニュース抄録
2005年10月(CIDOプロ)
●NSCニュース
No38/2005年11月
●日本環境ジャーナリストの会のページ
活かしたい世界遺産への関心と求めたい継続監視
(田中 泰義/毎日新聞)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。