グローバルネット(月刊環境情報誌)
2010年12月(241号)
特集:COP10を終えて〜これから生物多様性を守るために必要なこと
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が10月、名古屋市で開催されました。何が話し合われたのか、成果は、課題はーー。環境省、国際機関、NGO、専門家、それぞれの視点からの報告や提案を紹介します。
●目次
フロント
エコプロダクツ大賞で環境大臣賞を受賞した三井住友銀行の藤崎有美さん
生物多様性条約第10回締約国会議の結果概要 | 環境省自然環境局生物多様性地球戦略企画室 中澤 圭一 |
愛知ターゲットを実効性あるものにするためには | 国際自然保護連合(IUCN)日本委員会会長、生物多様性条約市民ネットワーク共同代表 吉田 正人 |
名古屋議定書で何が決まったのか? | 国際青年環境NGO A SEED JAPAN 小林 邦彦 |
CBD-COP10における先住民族代表団の立場と成果 | 京都精華大学人文学部教授、アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表 細川 弘明 |
ホットレポート
垣間見た中国の環境保全 木を植える男とトップ経営者の環境NGO〜日中環境ジャーナリスト交流セミナーに同行して
(地球・人間環境フォーラム 上野川 智子)
エコプロダクツ大賞
第7回エコプロダクツ大賞 エコプロダクツ、エコサービスで18件の表彰決まる
新時代の牛放牧で日本を救おう!「よろず効果」が創る持続可能な社会
第4回/集落の将来見据えて放牧導入〜兼業農家多い集落の遊休農地対策
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第5回/第12次5ヵ年計画下での気候変動対応の見通し
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
支え合ういのちのモザイク〜生物多様性の取り組みを根づかせるために
第7回/乃村工藝社が挑戦するフェアウッド調達
( 乃村工藝社経営企画部プロダクト戦略部 向 隆宏)
食のたからもの〜食べて支える地域の食文化
第17回/在来大豆〜千葉県、東京都
(取材・文:島村菜津/撮影:堀口宏明/監修:島村菜津)
フォーラム随想
チェコ・オーストリアの旅
(元読売新聞論説委員 森脇 逸男)
日本環境ジャーナリストの会のページ
家づくりから再確認したもの作りと観察の楽しさ
(
日本環境ジャーナリストの会会長・毎日新聞科学環境部副部長 田中 泰義)
財団だより
シンポジウム「企業とNGO/NPOのパートナーシップによる森林保全活動」(案)開催
環境条約シリーズ225
生物多様性条約COP10において採択された名古屋議定書
(上智大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。