グローバルネット(月刊環境情報誌)
2010年11月(240号)
特集:環境と福祉が手をつなぐソーシャルファーム
環境保全と福祉をつなぎ、障害者の就労機会を増やそうという取り組みが広がっています。社会福祉施設等の環境の取り組みに関する研究会が10月1日に開催したシンポジウムから、ソーシャルファームの考え方や、環境問題に積極的に取り組む社会福祉施設をいくつか紹介します。
●目次
フロント
先住民族狩猟組合「ティーグル」を代表して来日したユリア・ヤケルさん
特集:環境と福祉が手をつなぐソーシャルファーム
社会福祉施設等における環境への取り組み |
社会福祉施設等の環境の取り組みに関する研究会委員長、恩賜財団済世会理事長、地球・人間環境フォーラム理事長 炭谷 茂 |
知的障害者による発泡スチロール箱のペレット化 | 社会福祉法人同愛会理事長 高山 和彦 |
古本屋のねがい 鉄道弘済会総合福祉センター |
弘済学園授産課長 宮田 明、鉄道弘済会弘済学園アフターケアセンター福祉指導員 稲田はづき |
農業分野でも始まったソーシャルファーム〜障害者と高齢者が一緒に働くたんぽぽ自然農園 | 地球・人間環境フォーラム 沖川 和 |
ホットレポート
講演「生物多様性保全とオーフス条約の可能性」で見えたもの
( ジャーナリスト まさの あつこ)
資源無教養国家・日本
第3回/世界の鉱物資源事情(その1)
(資源・環境ジャーナリスト 谷口 正次)
ベルリン発サステナブルライフ考〜新米ママのドイツ環境レポート
第4回/「反原発」から「脱原発」運動へ
(翻訳者 ユミコ・アイクマイヤー)
食のたからもの〜食べて支える地域の食文化
第16回/木曽の赤かぶ―長野県木曽町
( 取材・文:竹内周/撮影:菊地和男/監修/島村菜津)
フォーラム随想
大往生の回復
(元国立環境研究所所長 大井 玄)
NSCニュース
No.68/2010年11月
ICTベンダーの使命 ( 富士通環境ソリューション部 堀江 将)
財団だより
・アース・ビジョン第19回地球環境映像祭 子どものための環境映像部門 公開上映
・フェアウッド・パートナーズがエコプロダクツ2010に出展
環境条約シリーズ224
カルタヘナ議定書MOP5において採択された名古屋クアラルンプール補足議定書
(上智大学 磯崎 博司)
※連載「支え合ういのちのモザイク〜生物多様性の取り組みを根づかせるために」は、今月号はお休みです。
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。