グローバルネット(月刊環境情報誌)
2010年10月(239号)
特集:海と森の共生(その2)
川によってつながる海と森の共生を目指した取り組みが全国に広がっています。先月号に引き続き、NPO法人海の森づくり推進協会が主催した「第7回海の森づくりシンポジウム〜海と森の共生」(7月18日・東京海洋大学)の講演の内容を紹介します。立場が違う人びとが全国で豊かな海と森をつくるためにさまざまな取り組みをしています。
●目次
フロント
オランウータン保護に取り組むボルネオ オランウータン サバイバル財団(BOSF)理事長のブンガラン・サラギ博士
特集:海と森の共生(その2)
島の里山・里海再生を核とした「緑のコンビナート」 | 隠岐の島町役場定住対策課長 岡田 清明 |
森と海を結ぶフルボ酸鉄の生産と移動について | 森と海の共生・ネットワーク会長 諌本 信義 |
海の中の森づくりを実践して | 渋谷潜水工業/オーシャングリーン 代表取締役 渋谷 正信 |
GNスクエア
違法木材の輸入・販売規制が欧米で加速化〜米国改訂レーシー法〜
(ディープグリーンコンサルティング代表 籾井 まり)
新時代の牛放牧で日本を救おう!「よろず効果」が創る持続可能な社会
第3回/緩衝地帯で野生動物と「すみ分け」を
(ジャーナリスト 吉田 光宏)
INSIDE CHINA 現地滞在レポート〜内側から見た中国最新環境事情
第4回/一筋縄ではいかぬ中国の水環境改善(2)
(地球環境研究戦略機関(IGES)北京事務所長 小柳 秀明)
支え合ういのちのモザイク〜生物多様性の取り組みを根づかせるために
第6回/生態系と生物多様性の経済学〜地方行政担当者向け報告書(TEEB D2)
TEEB(D2)共同コーディネーター ハリプリヤ・グンディメダ
食のたからもの〜食べて支える地域の食文化
第15回/日本ミツバチ〜長崎県対馬市
(取材・文:島村菜津/撮影:加藤庸二/監修:島村菜津)
フォーラム随想
へぼ将棋あれこれ――思い出と雑感と
(地球・人間環境フォーラム会長 岡崎 洋)
日本環境ジャーナリストの会のページ
海底でミノカサゴと見つめ合った日
(中田 陽子)
環境の本
鹿児島環境学II
編●鹿児島大学 鹿児島環境学研究会
ぼんやりの時間
著●辰濃 和男
環境条約シリーズ223
生物多様性条約COP10以前の合意が難航しているABSルール
(上智大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。