グローバルネット(月刊環境情報誌)
2010年2月(231号)
特集:どうなる気候変動対策の行く先
国連気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)が2009年12月にデンマークのコペンハーゲンで開催されました。
会議での議論と結果をふまえて、今後の世界と日本の気候変動対策のあるべき姿についての三つのNGOの意見を特集しました。
●目次
フロント
エコプロダクツ大賞で環境大臣賞を受賞したJTB首都圏の高知尾昌行さん
特集:どうなる気候変動対策の行く先
コペンハーゲン合意を実効性あるものに結び付けることはできるのか?〜野心的な法的拘束力をもつ合意に向けて | 気候ネットワーク東京事務所長 平田 仁子 |
日本の気候変動対策〜世界をけん引するためには | 環境エネルギー政策研究所所長 飯田 哲也 |
気候変動対策で重要性増す森林の役割 |
国際環境NGO FoE JAPAN 江原 誠 |
ホットレポート
スマトラ島リアウ州の自然林と開発、生物多様性と温暖化への影響
(WWFコンサルタント 瓜生 由美子さん)
アース・ビジョン
アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭
食のたからもの〜食べて支える地域の食文化
第7回/ゆうこう〜長崎県長崎市
(取材・文:黒川陽子/撮影:菊地和男/監修:島村菜津(東京財団研究員))
GNスクエア
森林と農地が分けられるとき〜ラオスの焼畑民の暮らしと土地・森林委譲事業
( メコン・ウォッチ 東 智美)
フォーラム随想
アメリカの医療制度改革
(元国立環境研究所所長 大井 玄)
日本環境ジャーナリストの会のページ
バングラデシュのヒ素汚染地下水から雨水利用へ転換〜日本の雨水市民の会がモデルタンク建設
(市民エネルギー研究所 井田 均)
研究最前線
第15回/気候変動枠組条約締約国会合に参加して〜研究機関の役割を考える
( 国立環境研究所 企画部広報・国際室 広兼 克憲 )
国立環境研究所のHPで約1ヶ月遅れで全文が読めます
環境の本
『環境の思想』〜「足るを知る」生き方のススメ
著者●加藤 三郎、藤村 コノヱ
『美味礼読』
著者●乳井 昌史
環境条約シリーズ215
第1回締約国会合が開催されたアフリカゾウの保全措置に関する覚書
(明治学院大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。