グローバルネット(月刊環境情報誌)
2009年11月(228号)
特集:生物多様性条約COP10まであと1年(その2)
〜何が話され、議長国日本は何ができるのか
先月号に引き続き生物多様性条約COP10を1年後に控え、生物多様性を特集する。COP10開催地となる名古屋の市民たちの活動、生物多様性と経済との関わり、さらに生物多様性保全のための東南アジア諸国連合(アセアン)における取り組みなどについて、紹介する。
●目次
フロント
生物多様性と企業に関する報告をまとめている国際自然保護連合(IUCN)チーフエコノミストのジョシュア・ビショップさん
特集:生物多様性条約COP10まであと1年(その2)
〜何が話され、議長国日本は何ができるのか
〜何が話され、議長国日本は何ができるのか
CBD市民ネットに呼応して動き出した開催地名古屋の市民たち | CBD市民ネット共同代表、1年前イベント実行委員長 高山 進 |
議論進むグリーン開発メカニズム(GDM)〜日本からも積極的な参加を | (株)レスポンスアビリティ代表取締役 足立 直樹 |
アセアン生物多様性センターの生物多様性イニシアティブ | アセアン生物多様性センター プログラム開発・実施課長 クラリッサ・アリダ |
アメリカ環境新事情〜在米ジャーナリスト、エリコ・ロウの報告
No.23/米国・カナダ横断オイル・パイプラインの可能性と脅威
(ジャーナリスト エリコ・ロウ)
食のたからもの〜食べて支える地域の食文化
第4回/焼畑かぶ〜新潟県山北町山熊田
(取材・文:島村菜津/撮影:菊地和男/監修:島村菜津(東京財団研究員))
川、開発、ひと〜日本の経験、アジアの経験
第32回/ダム水門開放〜生態系回復を学ぶ機会を失するタイ
(メコン・ウォッチ 木口 由香)
フォーラム随想
「認知」という幻想〜嘘の必然性
(元国立環境研究所所長 大井 玄)
NSCニュース
No.62/2009年11月
・ツムラが大切にしたいこと
(株式会社ツムラ CSR推進室環境管理グループグループ長 歌川 博幸)
コベネフィット・アプローチ〜地球温暖化と持続可能な発展の同時達成に向けた挑戦
最終回/コベネフィット・アプローチの現在と将来(上)
2008年12月号から、地球温暖化対策と持続可能な発展の同時達成に向けた挑戦「コベネフィット・アプローチ」について連載しました。その締めくくりとして、コベネフィット・アプローチの現状と将来展望について話し合う専門家による座談会を開催しました。その内容を2回にわたり特集します。
参加者:
加藤 真さん(海外環境協力センター(OECC)主席研究員)
小柳 秀明さん(地球環境戦略研究機関(IGES)北京事務所長)
升本 潔さん(国際協力機構(JICA)気候変動対策室副室長)
コーディネーター:
竹本 和彦さん(環境省地球環境審議官)
環境の本
『グリーン・リカバリー〜日本再生の新シナリオ』
著●三橋 規宏
『江戸・キューバに学ぶ”真”の持続型社会』
著●内藤 耕、石川 英輔、吉田 太郎、岸上 祐子、枝廣 淳子
環境条約シリーズ212
ILO総会において改訂された職業病の一覧
(明治学院大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。