グローバルネット(月刊環境情報誌)
2009年6月(223号)
特集: よみがえれ沿岸の海
地球温暖化を防止するために二酸化炭素を人工的に削減するのではなく、
砂漠化している海を豊かにすれば、植物の光合成の力によって自然に二酸化炭素を受容してもらうことができる。
山口県内では地元の教育者、研究者、漁民が中心となって鉄炭団子で海を再生させる取り組みを行っている。
漁民が驚くような結果をあげ、注目される「豊かな海」と「鉄」の関係を特集する。
●目次
フロント
生物多様性保全のために奔走する生物多様性条約事務局長のアフメド・ジョグラフさん
鉄仮設と糞仮説でよみがえる沿岸の海 | 無有産(むうぶ)研究所、百姓 杉本 幹生 |
藻場再生プロジェクトからわかったこと 〜取り組みのきっかけは生徒の問いかけから |
山口県立水産高等学校 水産科学部顧問 安部 豊 |
子供たちの代まで豊かな海を残すために今、私がやらなければならないこと | 奈古海士組合 高橋 直人 |
ホットレポート
リコーグループ生物多様性方針が目指すもの
〜生物多様性を保全・回復することは私たちの使命
(リコー社会環境本部環境コミュニケーション推進室スペシャリスト 岸 和幸)
アメリカ環境新事情〜在米ジャーナリスト、エリコ・ロウの報告
No.20/連邦燃費規制実現の舞台裏
(
ジャーナリスト エリコ・ロウ)
フォーラム随想
勉學の務め擲ちて
(元読売新聞論説委員 森脇 逸男)
ローカルニュース抄録
2009年5月
(CIDOプロ)
コベネフィット・アプローチ〜地球温暖化と持続可能な発展の同時達成に向けた挑戦
No.7/コベネフィット・アプローチに関する各国の動き
(
海外環境協力センター(OECC)主席研究員 加藤 真、
海外環境協力センター(OECC)主任研究員 森實 順子)
GNスクエア
非日常から日常のライフスタイルに
〜循環型社会構築に向けて拡大するリユースの取り組み
(地球・人間環境フォーラム 天野 路子)
研究最前線
第10回/リサイクル法の見直しをめぐって
(
独立行政法人国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター主任研究員 田崎 智宏)
国立環境研究所のHPで約1ヶ月遅れで全文が読めます
財団だより
フェアウッド・パートナーズ始動
「環境と社会に配慮した木材調達のお手伝い」始めます
環境条約シリーズ207
地球森林基金の設置を次に持ち越した国連森林フォーラム
(明治学院大学 磯崎 博司)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。