グローバルネット(月刊環境情報誌)
2008年12月(217号)
特集:
企業と生物多様性(その2)
先月号に引き続き、生物多様性という難問に挑戦する企業の最新動向を紹介する。今月号は、「企業が語るいきものがたりPART2〜COP10に向け、企業活動と生物多様性の関係を明らかにする」(2008年11月26日、主催:三井住友海上火災、特別協力:企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB))から、関係性マップやモニタリング手法などいくつかのテーマを取り上げる。
●目次
フロント
エコどんぶりの開発に当たった日世の和田強志さんら
特集:企業と生物多様性(その2)
環境報告書を読み解く 〜意識の高まりをみせる生物多様性 |
クレアン代表取締役 薗田 綾子 |
企業と生物多様性の関係性マップ 〜企業が一歩を踏み出すために不可欠なツールとして |
地球・人間環境フォーラム 坂本 有希 |
企業の取り組みの評価に不可欠な生物多様性のモニタリング手法とは? | インターリスク総研製品安全・環境チーム主任研究員 原口 真 |
生物多様性はビジネスチャンスになるか | グローバルネット編集部 |
シンポジウム「企業が語るいきものがたりPart2」の開催 | 三井住友海上火災保険総務部地球環境社会貢献室 藤野 敬文 |
生物多様性とビジネス(B+B)イニシアティブ 〜COP9からCOP10に向けて |
ドイツ技術協力機構(GTZ)「ビジネスと生物多様性イニシアティブ」エグゼクティブ・コーディネーター エドガー・エンドルカイティス |
囲み/The Economics of Ecosystems and Biodiversity-TEEB(生態系と生物多様性の経済学) |
新連載/コベネフィット・アプローチ〜地球温暖化と持続可能な発展の同時達成に向けた挑戦
第1回/途上国を救う切り札としてのコベネフィット・アプローチ
(環境省水・大気環境局水・大気環境国際協力推進室長 和田 篤也)
第5回エコプロダクツ大賞
エコプロダクツ、エコサービスで23件の表彰決まる
ホットレポート
開発に直面する村人たち
〜インドネシア西カリマンタン、アブラヤシ農園開発の事例から
(地球・人間環境フォーラム 満田 夏花)
アメリカ環境新事情〜在米ジャーナリスト、エリコ・ロウの報告
No.15/米国の電気電子機器廃棄物リサイクル、その醜悪な現実
(ジャーナリスト エリコ・ロウ)
持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第45回/まちごと次世代エネルギーパーク構想で目指す脱温暖化都市・太田
(群馬県太田市産業環境部環境政策課主任 茂木 明宏)
フォーラム随想
新しい6年制高等教育制度の提案
(元読売新聞論説委員 森脇 逸男)
フェアウッド・トレンドニュース
Vol.48/「先住民族の権利に関する国連宣言」の採択と国際開発事業の将来(その2)
(恵泉女学園大学教授、市民外交センター代表 上村 英明)
全文はこちら
環境人名簿
「よ」(その2) (風俗史家 下川 耿史)
財団だより
第17回子どもアースビジョン大賞が決まりました
環境条約シリーズ201
海洋投棄に関するロンドン条約において重要課題となった海洋肥沃化
(明治学院大学 磯崎 博司)
ローカルニュース抄録
2008年11月
研究最前線
第4回/地球温暖化が日本にもたらす影響〜温暖化影響総合予測プロジェクト
( 独立行政法人国立環境研究所社会環境システム研究領域統合評価研究 肘岡 靖明)
日本環境ジャーナリストの会のページ
安全と安心
(環境ジャーナリスト 村田 佳壽子)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。