グローバルネット(月刊環境情報誌)
2008年10月(215号)
特集:
これからの気候変動対策と企業経営
2050年までに世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させるために、国内でも大幅な温室効果ガス排出量の削減が求められています。設立10周年を迎えたNSC(サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク)記念シンポジウムでは、今後の企業経営を左右する気候変動対策のあるべき姿を企業の立場から考えました。
●目次
フロント
優れた経営書として日経BP・BizTech図書賞を受賞した『メタル・ウォーズ』の著者、資源・環境ジャーナリストの谷口 正次さん
基調講演 | |
人類はダーウィン・ジレンマを乗り超えられるか | 市川 惇信さん/ 東京工業大学名誉教授、元国立環境研究所所長 |
パネルディスカッション:これからの気候変動対策と企業経営 | |
企業のこれからの気候変動対策は 〜NSC10周年記念シンポを終えて |
後藤 敏彦/NSC代表幹事、環境監査研究会代表幹事 |
2050年CO2排出80%削減へ〜中期経営計画で環境宣言 | 久留島 豊一さん/ INAX総合技術研究所 |
理想のエコモールを目指して〜手探りでCO2削減 | 松井 正子さん/イオンモール環境・社会貢献グループ ゼネラルマネージャー |
温暖化対策に求められるCSRの役割 | 古賀 剛志さん/富士通環境本部ストラテジーエキスパート、NSC代表幹事 |
気候変動と企業の社会的責任(CSR) | 青木 修三さん/環境経営学会理事、元リーマン・ブラザーズ証券(株)顧問 |
「ちょっと、おかしくないですか?」〜あん・まくどなるどの列島ウオッチ
第10回/りんご生産現場で起きる季節と旬のズレ
(あん・まくどなるど)
ホットレポート
JBIC&NEXI新環境ガイドラインドラフト固まる〜開かれた改定協議プロセスを評価
(満田 夏花/地球・人間環境フォーラム)
アメリカ環境新事情〜在米ジャーナリスト、エリコ・ロウの報告
No.13/実現するか、ニュー「グリーン」ディール政策
(エリコ・ロウ/ジャーナリスト)
持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第43回/人と環境にやさしい自転車のまち茅ヶ崎〜ちがさき自転車プランの推進
(大野木 英夫/茅ヶ崎市都市部都市政策課長)
フォーラム随想
燕の去来に寄せて
(岡崎 洋/地球・人間環境フォーラム会長)
フェアウッド・トレンドニュース
Vol.46/世界のキープレイヤー中国で違法伐採対策を議論〜欧州・中国FLEG会議報告(その2)
(京極 絵里/地球・人間環境フォーラム)
環境人名簿
「や」(その4)
(下川 耿史/風俗史家)
財団だより
環境教育推進に向けた制度オプションを掲示した報告書まとまる
環境条約シリーズ199
カルパチア山脈の保護と時速可能な開発を求め採択されたカルパチア条約
(磯崎 博司/明治学院大学)
ローカルニュース抄録
2008年9月
研究最前線
第2回/日本のカエルが危ない?〜カエルツボカビ症の現状
(五箇 公一/独立行政法人国立環境研究所環境リスク研究センター)
日本環境ジャーナリストの会のページ
「環境日本学」を創ろう
(原 剛/ 「早稲田環境塾」塾長、毎日新聞客員編集委員)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。