グローバルネット(月刊環境情報誌)
2008年1月(206号)
特集:京都議定書元年
〜低炭素社会の実現に向けた一歩を踏み出すために
2008年、京都議定書の第一約束期間が始まりました。低炭素社会の実現に向けて本気で温暖化対策に取り組み、結果を出さなければなりません。新年号では、議定書の目標達成とその先にあるポスト京都の枠組みも見据えた日本と世界の温暖化対策を展望します。
●目次
新連載/「ちょっと、おかしくないですか?」〜あん・まくどなるどの列島ウオッチ
第1回/鴨下一郎環境大臣
特集/京都議定書元年〜低炭素社会の実現に向けた一歩を踏み出すために
・温室効果ガス削減戦略〜日本は2050年に70%の削減を目指そう
(三橋 規宏/千葉商科大学政策情報学部教授)
・2020年に30%削減を実現する社会をつくる
(平田 仁子/気候ネットワーク理事)
・日本の気候変動対策をリード〜東京都の温暖化対策
(東京都環境局環境政策部環境政策課)
・ポスト京都で注目浴びる森林減少と劣化
(江原 誠/国際環境NGO FoE Japan 森林プログラム)
・成長の限界〜気候変動とエネルギー・チャレンジ
(デニス・メドウズさん/インタラクティブ・ラーニング研究所所長)
ホットレポート
国際協力銀行ガイドライン改訂に向け、コンサルテーション会合がスタート
注目集まるガイドライン実施状況調査のゆくえ
(満田 夏花/(財)地球・人間環境フォーラム)
アメリカ環境新事情
No6/世界のエネルギー事情を大きく変えるか、米国のベンチャー投資
(エリコ・ロウ/ジャーナリスト)
川、開発、ひと〜日本の経験、アジアの経験
第15回/誰が利益を得るのか?〜ネパール・西セティ水力発電事業
(ラタン・バンダリ/ネパール水・エネルギー利用者連合(WAFED)キャンペーン・コーディネーター)
(ラビン・スベディ/ネパール水・エネルギー利用者連合(WAFED)法務ディレクター)
持続可能な地域をつくる"元気力"〜環境自治体マンの本音エッセー
第37回/緑の仲間と目指すエコマネーを使った脱温暖化のまちづくり
(砂崎 綾美/府中町環境部環境保全課)
CSR in Asia〜開発途上地域における企業の社会的責任
第29回/ベトナムのCSR事情(その4) 農家とのコミュニケーションの事例として
〜バイエル・ベトナム社とパシフィック社
(満田 夏花/(財)地球・人間環境フォーラム)
※記事の一部が環境gooで紹介されています。記事を読む
フォーラム随想
近代精神を超えて(市川 惇信/元国立環境研究所長)
フェアウッド・トレンドニュース
Vol.37/マレーシア・サラワク産木材、本当に「合法」ですか?
(三柴 淳一/国際環境NGO FoE Japan 森林プログラム)
環境人名簿
「ま」(その2) (下川 耿史/風俗史家)
環境の本
『蒼いおしりのぼくときみ。カナダ極北のイヌイット 内なる心の旅』
環境条約シリーズ
190/次期枠組みを決めるバリ・ロードマップ策定に合意したCOP13
(磯崎 博司/明治学院大学)
ローカルニュース抄録
2007年12月(CIDOプロ)
GNスクエア
科学と科学をつなぐ−IR3Sが目指す新しい科学「サステイナビリティ学」
(木内 真理子/サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)シニアアカデミックスタッフ)
日本環境ジャーナリストの会のページ
生物多様性と企業、そして市民へ (岡山 泰史/山と渓谷社)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。