グローバルネット(月刊環境情報誌)
2007年6月(199号)
特集:地球温暖化は人間活動が原因!
〜IPCC第4次評価報告書が90〜95%の確からしさで断定
IPCC第4次報告書の第1〜3作業部会までの報告が出揃いました。科学的な立場から政策決定者向けの評価報告書作成に関わった6人の専門家に、各作業部会の報告書の内容を開設いただきました。
●目次
フロント 大規模音楽イベントとして初めてリユース食器を全面導入するap bank事務局の瀬戸真由美さん
特集/地球温暖化は人間活動が原因!
〜IPCC第4次評価報告書が90〜95%の確からしさで断定
第1作業部会 | |
より確かな自然科学的知見 | 地球環境フロンティア研究センター特任上席研究員 近藤 洋輝 |
精度を高めた気候モデル | 東京大学サステナビリティ学連携研究機構 地球持続戦略イニシアティブ統括ディレクター・教授 住 明正 |
第2作業部会 | |
世界中で顕在化する温暖化の影響 | (独)国立環境研究所社会環境システム研究領域領域長 原沢 英夫さん |
海岸と小島嶼への影響 | 茨城大学地球変動適応科学研究機関機関長・教授 三村 信男 |
第3作業部会 | |
気候変化の長期的な緩和策 | (独)国立環境研究所地球環境研究センター温暖化対策評価研究室室長 甲斐沼 美紀子 |
気候変化の短中期の緩和と緩和のための政策・措置・手法 | (独)国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター主任研究員 橋本 征二 |
川、開発、ひと〜日本の経験、アジアの経験
第8回/ビルマ・サルウィン川〜逃げまどう避難民と巨大ダム開発計画(秋元 由紀/特定非営利活動法人メコン・ウォッチ)
持続可能な地域をつくる“元気力”〜環境自治体マンの本音エッセー
第30回/市民一人ひとりが家庭で取り組む温暖化防止活動〜NPOと協働で実施するエコライフDAY(高橋 和孝/川口市役所環境部環境総務課推進係)
CSR in Asia〜開発途上地域における企業の社会的責任
第23回/調達とCSR@〜サプライチェーンで管理する
(足立 直樹/(財)地球・人間環境フォーラム客員研究員、(株)レスポンスアビリティ代表取締役)
フォーラム随想
団塊の世代はどう生きるか(森脇 逸男/元読売新聞論説委員)
フェアウッド・トレンドニュース
Vol.30/<シリーズ:フェアウッド建築セミナー>宮崎県諸塚産FSC認証木材の家づくり(小椋 清市さん/小椋住宅代表取締役)
海を越える環境パートナーシップ〜進化する国際環境協力のかたち
第11回/インドネシア環境改善に関わる日本の技術支援と人材育成〜環境汚染防止管理者制度、国家レベルでの導入へ
(橋本 豊/ジェトロ・上海博覧会チーム/前ジェトロ・ジャカルタ・センター所員)
環境人名簿
「は」(その2) (下川 耿史/風俗史家)
財団だより
休耕田を利用した水質浄化〜通年湛水・不耕起栽培の実践とその普及事業報告
環境条約シリーズ
183 暗い夜空と星を見る権利を守るための国際会議スターライト・イニシアティブ開催(磯崎 博司/明治学院大学)
ローカルニュース抄録
2007年5月(CIDOプロ)
研究現場から
地球環境研究センターシリーズ65/摩周湖の湖水の不思議(藤沼 康実/国立環境研究所地球環境研究センター)
NSCニュース
No.47/2007年6月 2007年度部会活動、新参加者も加わって始まります
NSCメッセージプラザ 合言葉は「ハッピー・ソーシャル!(Happy social!)」
(船木 成記/(株)博報堂ソーシャルマーケティング・ラボラボ長)
日本環境ジャーナリストの会のページ
桜守の活動から見た、暮らしと自然との共生
(飯島 希/気象予報士・環境カウンセラー)
■毎回特集の中から1本の記事が環境gooグローバルコラムに紹介されています。