『あすの環境と人間を考える』の記事一覧

あすの環境と人間を考える~アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから第10回(最終回) 人々のこれからの暮らしを思いながら、アフリカの「いま」に関わっていきたい~西アフリカ半乾燥地での活動を通じて~

2016年12月15日グローバルネット2016年12月号

地球・人間環境フォーラム 瀬戸 進一(せと しんいち)   京都にある総合地球環境学研究所の「砂漠化をめぐる風と人と土」プロジェクトに関連する研究者が、アジアやアフリカで出会った人々の暮らしを紹介してきた本連載…[くわしく]

あすの環境と人間を考える~アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから第9回 「貧者の斧」から「賢者の斧」へ~タンザニア南部の火入れ農耕をめぐって

2016年10月15日グローバルネット2016年10月号

総合地球環境学研究所田中 樹(たなか うえる) 焼畑あるいは「火」を用いる農耕技術について多くの人々は、植生や土壌を破壊し、地球温暖化を助長するものとして、好ましくないイメージを持っているかもしれません。熱帯の小規模農民…[くわしく]

あすの環境と人間を考える~アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから第8回 「ケータイ」がもたらした変化~ナミビアの牧畜地域における携帯電話の急速な普及とその活用

2016年08月15日グローバルネット2016年8月号

総合地球環境学研究所手代木 功基(てしろぎ こうき) モバイル・ファーマーの出現 「彼は“モバイル・ファーマー”に雇われているのさ」。私の調査を手伝ってくれている友人のイルモリエは、近くに移り住んできた家畜を世話する男性…[くわしく]

あすの環境と人間を考える ~アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから第7回 さまざまな発見と工夫が暮らしや環境を変える
―ベトナム中部での小規模な養豚を事例に―

2016年06月15日グローバルネット2016年6月号

総合地球環境学研究所 田中 樹(たなか うえる)   私たちの周りには、食の安全や衛生環境、暮らしの向上などに関わるさまざまな問題や課題があります。その解決には、身の回りにある知恵や発見を拾い上げ、新しい発想を…[くわしく]

あすの環境と人間を考える ~アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから第6回/不安定な降雨と付き合う三つの知恵
~サヘル・スーダン帯からの報告

2016年04月15日グローバルネット2016年4月号

総合地球環境学研究所石山 俊(いしやま しゅん) はじめに アフリカのサハラ南縁には、サヘル帯、スーダン帯と呼ばれる乾燥・半乾燥地図 赤道以北アフリカの気候・植生区分と調査地が東西に長く横たわっています(図)。 このサヘ…[くわしく]

あすの環境と人間を考える~アジアやアフリカで出会った人びとの暮らしから第5回 インド北西部の伝統的生業道具の記録保存と活用

2016年02月15日グローバルネット2016年2月号

総合地球環境学研究所遠藤 仁(えんどう ひとし) 現在急激な速度で経済発展を続ける新興国インドは、先進国と同様に古い道具が打ち捨てられ、工場で作られた大量生産の製品に取って代わられつつある。インドでの大きな問題は、日本な…[くわしく]