『食卓からみる世界』の記事一覧

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第16回 テロとサイクロン~高まるモザンビーク北部の食料不安

2020年02月17日グローバルネット2020年2月号

一般社団法人モザンビークのいのちをつなぐ会代表理事・モザンビーク事務局長 榎本 恵(えのもと めぐみ) アフリカの南東部に位置するモザンビーク。最南部に位置する首都マプトと真反対の北部カーボデルガド州ペンバのスラム・ナテ…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第15回 世界に名だたるコーヒー産地を夢見て~東ティモールのコーヒー栽培

2019年12月16日グローバルネット2019年12月号

特定非営利活動法人 パルシック 理事 東ティモール事務所 代表 伊藤 淳子(いとう じゅんこ) 東ティモールはオーストラリア大陸の北、インドネシア南東部のティモール海に浮かぶ小さな島、ティモール島の東半分を占める岩手県ほ…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第14回 焼き畑に支えられる人びとの暮らし~ラオスの「森の民」クム民族の食卓

2019年10月15日グローバルネット2019年10月号

特定非営利活動法人メコン・ウォッチ 理事 東 智美(ひがし さとみ) 「これは“トゥープ”というお米、大きく育った森を開いた農地にまくの。こっちは“イム”。平地にまくのよ。畑にまく籾を選ぶのは女性たち。男は作業するだけよ…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第13回 人口増加と気候変動で変わる首都フナフティの暮らしと食

2019年08月16日グローバルネット2019年8月号

NPO法人ツバル・オーバービュー 理事兼駐在員 河尻 京子(かわじり きょうこ) 南太平洋に浮かぶサンゴ礁の国、ツバル。気候変動による「海面上昇で沈む島」とメディアで紹介されるこの国には、1万782人が暮らしている。九つ…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第12回 気候変動への危機感から変容するスウェーデンの食生活

2019年06月14日グローバルネット2019年6月号

GMOフリーヨーロッパ会議 事務局 アキコ・フリッド 1993年、大都会東京のど真ん中から北欧スウェーデン南部の田舎町に移住。東京では有機野菜を買い、菜食暮らしをしていた。しかし、越して来た田舎町のスーパーに並ぶものはほ…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第11回 持続的な暮らしを守るために木を植える活動を~タイの山村でのコーヒー栽培の実践から

2019年04月15日グローバルネット2019年4月号

ルンアルン(暁)プロジェクト 中野 穂積(なかの ほづみ) 日本からのボランティアの学生たち7名とともに、山岳少数民族ラフ族の村サンクランへ向かったのは2019年3月3日。ちょうど日曜日で、仕事を休み教会へ行く人びとは村…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第9回 サバンナの木の恵みとともに生きる~西アフリカ・マリの食文化

2018年12月17日グローバルネット2018年12月号

特定非営利活動法人サヘルの会 榎本 肇(えのもと はじめ) マリ共和国は西アフリカに位置し、日本の3.3倍の国土を持ち、その北半分をサハラ砂漠に覆われている。その南縁に位置する乾燥した地域「サヘル」は、アラビア語で「岸辺…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第8回 ベトナム・メコンデルタのエコシステムが織り成す豊かな食文化

2018年10月16日グローバルネット2018年10月号

特定非営利活動法人 Seed to Table~ひと・しぜん・くらしつながる~ 代表 伊能 まゆ(いのうまゆ) 筆者は1997年よりベトナム語や専門分野を学びながら、国際NGOの活動に参加し、ベトナム各地の農村部を訪問す…[くわしく]

食卓からみる世界-変わる環境と暮らし第7回 トウモロコシが彩るアンデスの食文化~エクアドル・アンデスの食の変遷

2018年08月20日グローバルネット2018年8月号

ナマケモノ倶楽部 和田 彩子(わだ あやこ) 南米エクアドルは、日本の4分の3ほどの小さな面積にもかかわらず、世界の中でも高い多様性を誇ります。6,000m級のアンデス山脈が連なる山岳地方、アマゾン川の源流があるアマゾン…[くわしく]