『日本の沿岸を歩く』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第67回 「さかなの町」は震災復興へ取り組み着ー岩手県・釜石

2022年10月17日グローバルネット2022年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 東日本大震災で被災した三陸海岸を初めて訪れた。以前から計画していた下北半島へも取材の足を伸ばした(連載6回)。リアス式海岸の太平洋と津軽海峡がつながる北の海は日本を代表する…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第66回 日本一のアサリ産地と変わる海の環境ー愛知県・渥美半島

2022年09月15日グローバルネット2022年9月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 知多半島から北上し、三河湾沿いをぐるりと右回りに渥美半島を目指す。日本一のアサリ産地として知られる愛知県でアサリ漁を取材するためだ。取材前の2月、熊本県でアサリの偽装問題が…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第65回 豊浜は屈指の底引き・船引き網拠点ー愛知県・南知多町

2022年08月15日グローバルネット2022年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の野間埼灯台から南に進み、知多半島の先っぽにある南知多町にやって来た。伊勢湾と三河湾に囲まれ、多種多様な漁獲に恵まれている沿岸漁業と観光の町である。 この町で夏に行われ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第64回  伊勢湾の高級「鬼崎のり」を生む最新施設-愛知県・常滑

2022年07月15日グローバルネット2022年7月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   愛知県の取材は伊勢湾最奥にある藤前干潟から始めた(連載3回)。名古屋市港区の藤前活動センターに到着したときは潮が引いていなかったが、周囲に工場などが立ち並んだ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第63回 魚の直販&浜売りで持続可能な漁業をー広島県・尾道/福山

2022年06月15日グローバルネット2022年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   農林漁業者自らが生産から加工・販売まで一貫して行ったり、2次・3次産業と連携したりする取り組みを6次産業化という。尾道の漁業者は、この言葉が生まれる前から、自…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第62回 資源と人材を大切にするいりこ&ちりめん作りー広島県・江田島

2022年05月17日グローバルネット2022年5月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   広島県と愛媛県の間の安芸灘などには多くの島々が浮かんでいる。速い潮流や大きい潮の干満差が、沿岸漁業やカキ養殖に適した豊かな漁場をつくる。今回はそんな場所の一つ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第61回 宮島の恵まれた海で育つ「地御前かき」-広島県・廿日市

2022年04月15日グローバルネット2022年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   広島市中心部から20kmほど瀬戸内海沿いを西に進み、廿日市市の地御前(じごぜん)に到着したのは昨年12月初旬の未明。世界遺産の厳島神社を擁する宮島の対岸にある…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第60回 ニシン漁から始まった商港都市の発展―北海道・小樽

2022年03月15日グローバルネット2022年3月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 幼い頃に浜でニシン漁を見た作詞家なかにし礼(1938?2020)が作った『石狩挽歌』(歌:北原ミレイ)は、明治から昭和初期にかけて北海道で全盛を極めたニシン漁を懐かしむ。舞…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第59回 開拓で変貌した流域と自然の恵みー北海道・石狩

2022年02月15日グローバルネット2022年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 宗谷岬から日本海沿いにオロロンラインを南下すると石狩湾に近づいた。サケ(シロザケ)の定置網漁やニシン漁などが営まれる。そこに注ぐ石狩川、さらに石狩平野へと広がる流域は、北海…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第58回 甘エビ自慢の漁協が海鳥保護に協力―北海道・羽幌

2022年01月17日グローバルネット2022年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の北海道・天塩から日本海オロロンラインを南に走ると羽幌(はぼろ) に着いた。ここにある北るもい漁業協同組合は日本屈指の甘エビ(ホッコクアカエビ)漁獲量で知られる。羽幌港…[くわしく]