『吉田光宏』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第27回 ツルの里の海はエビもノリも最高級―鹿児島県・出水

2019年06月14日グローバルネット2019年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 鹿児島県出身の歌手、長渕剛の歌に『鶴になった父ちゃん』がある。雪の降る空から一斉に舞い降りるツルの群れを見ながら、亡き父との思い出をたどる。歌の舞台はツルの飛来地として知ら…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第25回 ―鹿児島・枕崎 遠洋カツオ一本釣りとかつお節にある歴史の味

2019年04月15日グローバルネット2019年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 鹿児島市から薩摩半島の南端にあるかつお漁で有名な鹿児島県枕崎市を目指した。水森かおりの『ひとり薩摩路』の歌詞の逆に、鹿児島から半島を右周りに枕崎、串木野、出水の順で訪ねた取…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第23回―北海道・厚岸 地元産カキ復活に豪州の技術導入

2019年02月19日グローバルネット2019年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 「海のミルク」といわれるカキは、筆者の暮らす広島県が全国生産量の半分以上を占め、他産地を圧倒しているのだが、全国各地には有名ブランドガキがある。その一つが北海道の厚岸。前回…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第21回
知床の自然資源と魅力はでっかいぞ―北海道・羅臼

2018年12月17日グローバルネット2018年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 『知床旅情』(作詞・作曲:森繁久弥)の歌詞にある「はまなすの咲くころ」に合わせた7月上旬、知床の地を訪れた。知床が1964年に国立公園に指定されてから30年後、半島東側の羅…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第19回 不毛の地を緑化し漁業資源も回復―北海道・襟裳岬 

2018年10月16日グローバルネット2018年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) キーワード: 海藻マルチ 広葉樹 コンブ ゼニガタアザラシ 太平洋、オホーツク海、日本海に囲まれた北海道は、自然も水産資源も多彩で豊かだ。13年前、山、川、海のつながりを考…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と 第17回日本一の遠洋漁業基地の繁栄と歴史―静岡県・焼津

2018年08月20日グローバルネット2018年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) キーワード: マグロ カツオ 小泉八雲 第五福竜丸 静岡県の焼津は遠洋マグロ、カツオの漁業基地として知られ、水揚げ金額日本一を誇る漁港だ。カツオの水揚げ量は実に国内の7割を…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と 第15回維新胎動の地で地産地消を貫く―山口県・萩しーまーと

2018年06月15日グローバルネット2018年6月号

ジャーナリスト吉田 光宏(よしだ みつひろ) 明治維新胎動の地である山口県萩市は観光地であるとともに、日本海の豊かな漁業資源に恵まれた港町でもある。ここにある道の駅「萩しーまーと」は、漁港と魚市場に隣接し、地魚を中心とす…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と 第13回フグと明治維新のディープなつながり―山口県・下関

2018年04月16日グローバルネット2018年4月号

ジャーナリスト吉田 光宏(よしだ みつひろ) 下関市彦島にある下関市地方卸売市場南風泊市場。午前3時、黒斑のある生きたトラフグ(下関ではフクと呼び、「福」の縁起をかつぐ)の入ったトロ箱が並べられ始めた。20分後、市場に競…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第11回 歴史あるイワシ漁にハマグリ加わる―千葉県・九十九里浜

2018年02月16日グローバルネット2018年2月号

ジャーナリスト吉田 光宏(よしだ みつひろ) 外房のJR東金駅から九十九里浜に向かって10kmほど。片貝海水浴場に着くと、夏はにぎわう遠浅の太平洋が広がる。訪れた10月下旬の太平洋は大きな波が力強く打ち寄せていた。「日本…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第9回 変動する漁獲、加工品や販路拡大に努力-長崎県・九十九島のいりこ 

2017年12月15日グローバルネット2017年12月号

ジャーナリスト吉田 光宏(よしだ みつひろ) 変動する漁獲、加工品や販路拡大に努力 平戸での漁師体験に参加した次は、いりこの生産日本一を誇る九十九島漁協(佐世保市小佐々町)だ。九十九島は佐世保市の西側に広がる西海国立公園…[くわしく]