『吉田光宏』の記事一覧

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第71回 陸奥湾のホタテは森・川・海の恵み ー青森県・平内町

2023年02月15日グローバルネット2023年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 青函連絡船が運航していたころ、陸奥湾を航行する船上で初めて食べたホタテガイのおいしさが忘れられない。長い時を経てホタテガイ養殖で知られる陸奥湾を取材することになった。前回の…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第70回 マグロの町を行動力とユーモアで活性化ー青森県・大間

2023年01月16日グローバルネット2023年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 八戸を夜出発。翌早朝から日本三大霊場の一つである恐山、下北半島の東先端にある尻屋岬などを巡った後、西に進んで大間を目指した。マグロの一本釣りが有名で、魚市場での高額落札やマ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第69回 北三陸のウニ、観光と磯焼け対策で注目 ー岩手県・久慈

2022年12月15日グローバルネット2022年12月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 岩手県北部にある久慈市は「北限の海女」をテーマにしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年4~9月放送)でロケ地になり脚光を浴びた。放送からすでに10年近くが経過し…[くわしく]

日本の沿岸を歩く海幸と人と環境と第68回 天恵戒驕の教え守り海の恵みを享受ー岩手県・重茂

2022年11月15日グローバルネット2022年11月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の釜石取材を終え、三陸鉄道で北へ1時間半の乗り鉄旅。宮古駅に着いて近くで宿泊した翌日、県南東部にある三陸海岸で最大の重茂(おもえ)半島に向かった。訪問先は重茂漁業協同組…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第67回 「さかなの町」は震災復興へ取り組み着ー岩手県・釜石

2022年10月17日グローバルネット2022年10月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 東日本大震災で被災した三陸海岸を初めて訪れた。以前から計画していた下北半島へも取材の足を伸ばした(連載6回)。リアス式海岸の太平洋と津軽海峡がつながる北の海は日本を代表する…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第65回 豊浜は屈指の底引き・船引き網拠点ー愛知県・南知多町

2022年08月15日グローバルネット2022年8月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の野間埼灯台から南に進み、知多半島の先っぽにある南知多町にやって来た。伊勢湾と三河湾に囲まれ、多種多様な漁獲に恵まれている沿岸漁業と観光の町である。 この町で夏に行われ…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第63回 魚の直販&浜売りで持続可能な漁業をー広島県・尾道/福山

2022年06月15日グローバルネット2022年6月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   農林漁業者自らが生産から加工・販売まで一貫して行ったり、2次・3次産業と連携したりする取り組みを6次産業化という。尾道の漁業者は、この言葉が生まれる前から、自…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第61回 宮島の恵まれた海で育つ「地御前かき」-広島県・廿日市

2022年04月15日グローバルネット2022年4月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ)   広島市中心部から20kmほど瀬戸内海沿いを西に進み、廿日市市の地御前(じごぜん)に到着したのは昨年12月初旬の未明。世界遺産の厳島神社を擁する宮島の対岸にある…[くわしく]

日本の沿岸を歩く―海幸と人と環境と第59回 開拓で変貌した流域と自然の恵みー北海道・石狩

2022年02月15日グローバルネット2022年2月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 宗谷岬から日本海沿いにオロロンラインを南下すると石狩湾に近づいた。サケ(シロザケ)の定置網漁やニシン漁などが営まれる。そこに注ぐ石狩川、さらに石狩平野へと広がる流域は、北海…[くわしく]

日本の沿岸を歩く~海幸と人と環境と第58回 甘エビ自慢の漁協が海鳥保護に協力―北海道・羽幌

2022年01月17日グローバルネット2022年1月号

ジャーナリスト 吉田 光宏(よしだ みつひろ) 前回の北海道・天塩から日本海オロロンラインを南に走ると羽幌(はぼろ) に着いた。ここにある北るもい漁業協同組合は日本屈指の甘エビ(ホッコクアカエビ)漁獲量で知られる。羽幌港…[くわしく]