財団だより<アーカイブ公開>~セミナー「輸入木質ペレットの真実-カナダのペレット生産と森林への影響」

2024年01月18日グローバルネット2024年1月号

11月28日、カナダ・ブリティッシュコロンビア(BC)州から、森林保全と木質ペレット生産の問題に取り組むミシェル・コノリー氏(Conservation North)と資源政策アナリストのベン・パーフィット氏(Canadian Center for Policy Alternatives)を招へいし、セミナーを開催しました。

日本では、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)によりバイオマス発電用燃料の需要が急増。カナダは木質ペレット輸入先第2位となっており、ほとんどがBC州で生産されています。

講演では、州政府や現地の林産業界による「持続可能」の主張とは裏腹に、生態学的価値や野生生物の生息地を考慮せずに原生林伐採が続いている現状、その背景にある政策的課題、ペレット産業の現状と今後の見通しが紹介されました。
URL:https://www.gef.or.jp/news/event/231128canadabiomassseminar/

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