財団だより東京都のモデル事業でリユースカップ導入実証実験を実施しました
2018年01月16日グローバルネット2018年1月号
地球・人間環境フォーラムは東京都と共同で、味の素スタジアムで開催された下記二つのイベントにおいて、リユースカップ導入実証実験を実施しました。
12月のイベントでは、持ち帰りを前提としたイベント限定デザインのリユースカップを導入し、利用者が持ち帰ることを推奨するという運用方式を日本で初めて導入しました。2 件の実証実験におけるリユースカップの持ち帰り率は以下の通りです。今後、オペレーション上の課題、ごみの削減効果などを把握し、事業継続の観点からの収益性を検証します。
◆11/4 味の素スタジアム6 時間耐久リレーマラソン
- 導入場所:飲食ブースのキッチンカー 8 店舗
- 汎用性のあるデザイン 1 種類
- カップ代100 円を上乗せして販売
- 販売490 個、持ち帰り193 個、持ち帰り率 39%( ランナー用の給水所では回収する運用方式によるリユースカップ2 万250 個を導入。回収率は99.6%。)
◆ 12/24 ジャパンラグビートップリーグ2017-2018
第13 節「サントリーサンゴリアス×東芝ブレイブルーパス」
- 導入場所:スタジアム内の常設売店5 ヵ所&売り子
- イベント限定のオリジナルリユースカップ2 種類
- カップ代300 円を上乗せして販売
- 販売1,268 個、持ち帰り1,085個、持ち帰り率85.56%