森林

森林は、二酸化炭素の吸収・蓄積源という役割以外にも、生物多様性の保全、水源涵養、土壌保全・土砂災害防止、物質生産、快適環境の形成やレクリエーション、文化的機能など様々な機能があり、地球環境と人間社会の安定と持続可能性のために不可欠な存在です。

しかしながら、世界の森林は依然として危機的な状況にあります。森林の劣化や原生林の減少、植林の拡大等「森林の質的変化」もとどまるところを知りません。このような世界の森林破壊・劣化の状況に対して、世界有数の木材消費国である日本は大きな責任を負っていると同時に、世界の森林保全に貢献する可能性を持っているともいえるのです。

地球・人間環境フォーラムでは、こうした森林の問題について調査やこれまで普及啓発、政策提言活動に取り組んできました。現在は主として、他のNGO・NPOと共同で進める「フェアウッド・パートナーズ」に取り組んでいるほか、現地活動であるタイガフォーラムでは、日本海を挟んだロシア極東にある「タイガ」の森の保全活動を実施しています。また、世界の森林と持続可能な森林管理や生物多様性に関する調査や情報提供などの一環として、REDDプロジェクト(森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減)におけるセーフガードの取り組みである「REDDのためのFPICガイドライン作成プロジェクト」や、企業とNGO/NPOのパートナーシップによる森林保全を推進する「フォレスト パートナーシップ・プラットフォーム」、世界における森林減少・劣化の問題を学ぶための映像教材の作成などを行っています。

その他の過去の森林に関連する報告書や提言活動などは以下をご覧ください。

報告書

平成22年度 木材調達のグリーン化普及啓発キャンペーン実施業務報告書について
平成21年度 木材調達のグリーン化普及啓発キャンペーン実施業務報告書(6.5MB)
平成20年度 木材調達のグリーン化普及啓発キャンペーン実施業務報告書(5.52MB)
平成19年度 違法伐採による環境影響調査業務報告書について
平成18年度 世界の森林保全のための違法伐採問題に関する検討調査業務報告書について
平成18年度 持続可能な森林経営に向けた国際的な行動規範等策定調査業務報告書について
平成15年度 森林生態系の保全管理に係る調査業務報告書について
平成10年度 森林の保全と持続可能な管理のあり方に関する調査報告書について

提言など

生物多様性・地域社会共存型の海外森林保全事業モデルの確立と、カーボン・オフセット事業及び炭素クレジットへのビルトイン手法の検討 (2009.5)
G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム 「バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?」(2008.5)
森林生態系に配慮した木材調達に関するNGO共同提言書(2006.02.20)
森林生態系に配慮した紙調達に関するNGO共同提言書(2004.10.06)

作成日:2017年02月01日 11時45分
更新日:2017年02月20日 17時53分