アジア恊働大学院(AUI)推進機構
AUI推進機構の目的は、アジア恊働大学院(AUI)構想に共感し、その設立を推進するという点で志を同じくする日本(アジアおよび世界を含む)の市民による有志連合(個人資格)としてAUI推進機構を設立し、AUI構想の具体化と設立に向けた活動を行うことです。
アジア恊働大学院(AUI)とは何か
持続可能なアジア地域協力の制度化を進めるためには、地域組織(公共・民間含む)の担い手である専門的地域協力人材の育成が不可欠です。こうしたアジア地域協力人材は、アジア地域の各国・各大学の緊密な協力の下、アジアにおける留学経験を踏まえ、アジア地域の多様性(Diversity)へ敏感な感性を備え、大学院レベル(修士・博士)の文理社会恊働(トランスデイシプリン:文系知と理系知の専門家と市民社会との恊働)による「総合知」を修得した高度専門職業人(Professional Regional Designer)として育成することを目指します。
そのためのアジア恊働大学院(AUI)は、地域協力人材育成のための教育機関としての性格だけでなく、研究機関としてはアジア地域研究の世界的研究センター(COE)となり、政策提案を形成するという地域シンクタンクとしての機能も担い、国際ジャーナルの発行などの情報発信を積極的に行っていきます。
またAUIは、アジア地域の多様性を踏まえたイノベーションや21世紀の持続可能な雇用や産業や組織の「未来の社会モデル」を研究開発し、AUIをコアとした産業社会クラスターを形成し、こうした「未来の社会モデル」をアジア社会へ、そして国際社会へ提示していきます。
こうしたアジア地域の多様性を踏まえた教育研究活動や社会貢献の実践をつうじて、21世紀のアジア地域の知的プラットフォームとしてのAUIは、20世紀のアメリカ型大学モデルを乗り越え、アジア型大学モデルを世界に提示します。
理事長挨拶(PDF:94.9KB)
設立趣意書(PDF:553KB)
Organization for Creating Asian University Institute(AUI)Statement (English)
賛同者(PDF版)
団体紹介
理事(PDF:61KB)事業計画
・平成25年度(PDF:111KB)
定款(PDF:97KB)
イベント情報
AUI研究会
月1回程度(夏休み等除く)、研究会を開催し、AUI構想のコンセプトやモデルなどの検討を行います。
AUI 研究会日程・申込方法(PDF:98KB)
AUI設立総会(終了しました)
設立総会にて定款、理事、事業計画が承認されました。
AUI関連シンポジウムの開催案内(2014 年5月16日開催)
プログラム・申込方法(PDF:247KB)
イベントの記録
●AUI設立総会記念シンポジウム記録(2013年6月7日開催)(PDF:330KB)当日の配布資料
・設立趣意書(PowerPoint :891KB )
・設立趣意書(PDF:336KB)
●第1回AUI研究会記録(2013年6月17日開催) (PDF:314KB)
・谷口真人氏(総合地球環境学研究所)発表資料( PDF:3.36MB )
●第2回AUI研究会記録(2013年7月19日開催) (PDF:325KB)
・朽木昭文氏(日本大学)発表資料( PDF:1.51MB )
●第3回AUI研究会記録(2013年10月24日開催)(PDF:195KB)
・蟹江憲史氏(東京工業大学大学院)発表資料(PDF:3.03MB)
●第4回AUI研究会記録(2013年11月18日開催)(PDF:183KB)
・遠藤乾氏(北海道大学)発表資料(PDF:439KB)
●第5回AUI研究会記録(2013年12月9日開催)(PDF:189KB)
・浦田秀次郎氏(早稲田大学)発表資料(PDF:957KB)
●第6回AUI研究会記録(2014年1月10日開催)(PDF:225KB)
・田中恭一氏(トヨタ財団)発表資料(PDF:547KB)
●第7回AUI研究会記録(2014年2月7日開催)(PDF:226KB)
・北野尚宏氏(JICA研究所)発表資料(PDF:5.12MB)
アジア恊働大学院(AUI)構想の5つのポイント
(1) | アジア諸国が平和で公平で活力ある持続可能な発展を行うためには、地域協力制度の構築が不可欠で、そのためには地域協力を担う大学院修了レベルの専門的人材育成が必要です。こうした地域協力人材育成のためには、既存の国民国家ベースの大学院やそうした大学院間の学生交流だけでなく、アジア各国が恊働し、国民国家を超えたアジア地域の知的プラットフォームとして国際的な地域大学院(アジア恊働大学院(AUI))を創設することが重要になってきます。 |
(2) | アジア恊働大学院(AUI)は、アジア地域の多様性を踏まえた文理社会恊働(トランスデイシプリン:文系知と理系知の専門家と市民社会との恊働)による「総合知の共創」という新たな学問の創成を担うとともに、こうした総合知を教授することにより、アジア地域協力の未来を担う専門的人材育成(Professional Regional Designer)を行います。 |
(3) | アジア恊働大学院(AUI)は、アジアの多様性を踏まえたイノベーションを創発し、21世紀における持続可能な雇用や組織や産業の「未来の社会モデル」を研究開発し、こうした「未来の社会モデル」をアジア地域へ、そして国際社会へ提示します。 |
(4) | 日本がアジア諸国と恊働し、希望の持てる持続可能な未来のアジア社会の構築を目指したアジア恊働大学院(AUI)を設立することは、日本社会のアジア諸国への知的協力としてだけでなく、アジア諸国と手を携えた震災復興政策としても、また日本社会の再生を目指した成長戦略としても大きな意義があります。 |
(5) | 2015年のASEAN共同体の形成やアジア近隣諸国や日本との関係を勘案する時、今こそ日本がアジア諸国へ、アジア恊働大学院(AUI)構想を提唱し、AUI設立に向けた歴史的な一歩を踏み出す時なのです。 |
メディア
・Japan SPOTLIGHT (July/August, 2013)でAUIのインタビュー記事が掲載さ れました。(PDF:843KB)・フィナンシャル・レビュー 平成25年第5号(通巻第116号)に「日本のアジア戦略と21世紀のソフトパワー」(松岡俊二 著)が掲載されました。
・「原子力規制委員会の社会的評価」(松岡俊二 著)が出版されました。
・「福島から日本の未来を創る」(松岡俊二 編)が出版されました。
・アジア恊働大学院(AUI)構想について書かれた書籍、雑誌記事・論文のご紹介。
問合せ先
アジア恊働大学院(AUI)推進機構 事務局〒111-0051 東京都台東区蔵前3-17-3 蔵前インテリジェントビル8階
一般財団法人 地球・人間環境フォーラム内
TEL:03-5825-9735/FAX:03-5825-9737 (担当:中村、柴田)
E-mail:aui@gef.or.jp