4/20(火)カカオの持続可能性を考えるーガーナの森林減少と児童労働
2021年04月12日イベント
日本で消費されるチョコレートの原料カカオの大半は、ガーナで生産されています。西アフリカ、サハラ砂漠の南に位置するガーナでは近年、森林が急速に減少し、国立公園や保護区におけるカカオ生産の拡大もその一因と指摘されていますが、日本では、ほとんどその実態が伝えられていません。またカカオ生産における児童労働問題については、取組みが進められているものの、問題解決はまだ遠い状況です。
アジア最大のチョコレート市場である日本のサプライチェーンと、森林減少や児童労働との関わりを断ち、持続可能なカカオの消費国となるためには、どのような取り組みが求められるのでしょうか。カカオ生産と森林減少の関連を調査し、欧米のチョコレート業界に働きかけてきた米NGOのマイティ・アースから、ガーナの現状とチョコレートの『グローバル・スコアカード』について、お話いただきます。また、児童労働問題の専門NGOであるACEより、ガーナの児童労働問題とその現状について伺い、カカオの持続可能性について考えて行きたいと思います。
日時
2021年4月20日(火)13:00~15:00
開催方法
Zoomによる開催。同時通訳付き。
参加費
無料
プログラム ※プログラムの内容は当日までに変更させていただくことがあります。
1)講演1:「ガーナのカカオ生産:環境と社会問題」
サム・マワトワ氏(Sam Mawutor)(マイティ・アース /シニア・アドバイザー、ガーナ出身)
2)講演2:「カカオ生産地における人権問題と企業の取り組み状況」
白木 朋子氏(しろき ともこ)(認定NPO法人ACE事務局長/共同創業者)
3)コメント:大久保明日奈氏(おおくぼあすな)(株式会社オウルズコンサルティンググループ/プリンシパル)
4)コメント:「日本での持続可能なチョコレート産業に向けて」
ロジャー・スミス氏(Roger Smith) (マイティ・アース /日本プロジェクト統括マネージャー)
5)質疑応答
参加申し込み
参加ご希望の方は、申込フォーム(推奨)からお申し込みください。
上記フォームが使用できない場合は、以下のメールアドレスまでお名前、メールアドレス、ご所属、事前質問等をお送りください(メールの件名は「4/20カカオセミナー申込」)。
送付先:event(a)gef.or.jp (a)を@に変えて送信ください。
主催
地球・人間環境フォーラム、マイティ・アース、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
協力
認定NPO法人ACE、プランテーション・ウォッチ
お問い合わせ
地球・人間環境フォーラム 担当:飯沼
メール:event(a)gef.or.jp (a)を@に変えて送信ください。