ウェビナー「気候変動の新たな脅威 〜大規模バイオマス発電の妄想」10/21 (金)18:30〜20:00
2022年10月06日イベント
「カーボンニュートラル」として推進されてきたバイオマス発電ですが、特に大規模バイオマス発電は、燃料生産地の森林伐採、生物多様性への悪影響、燃焼時の温室効果ガス排出など、さまざまな環境・社会面の問題が指摘されています。
150以上の環境保護団体や市民グループから成る国際環境ネットワーク Environmental Paper Network(EPN)が企画・取りまとめる「大規模バイオマス発電に関する国際アクションデー(International Day of Action on Big Biomass)」に、当財団と国際環境NGO FoE Japanの主催で、ウェビナー「気候変動の新たな脅威 〜大規模バイオマス発電の妄想」を開催します。
バイオマス発電の問題点が丸わかりできる基礎講座となるよう、ウェビナーでは、バイオマス発電が気候変動や生物多様性に対する脅威となる理由や、今後さらに増加が予想される石炭火力発電のバイオマス混焼についての説明に加えて、海外の環境保護団体や市民グループから3名の専門家を招き、バイオマス発電の問題点や燃料生産国の森林で起きていることをお話いただきます。
特に、気候変動の抑制や生物多様性保全に関心がある方、これまでバイオマス発電の問題点については知るチャンスがなかった方、これからの気候・生物多様性クライシスの時代を生きる若い世代の皆さんにおすすめの内容です。
※本ウェビナーの録画と資料(一部)は主催団体FoE Japanのウェブサイトで公開しています。録画のURL: https://youtu.be/MIIAiQacdOQ
開催の趣旨に関する詳細、お問い合わせはこちらのページからお願いいたします。ぜひご参加ください。
日時
・2022年10月21日(金)18:30〜20:00(オンライン会議システムzoomで開催)
プログラム
1. バイオマス発電の問題点(ペグ・パット氏/Environmental Paper Network)
2. 気候変動とバイオマス発電、石炭火力によるバイオマス混焼(深草亜悠美/FoE Japan)
3. 燃料生産国からの声
・カナダ(ミシェル・コノリー氏/Conservation North)
・アメリカ(アンディー・ウッド氏/Coastal Plain Conservation Group)
4. 日本での取り組み(共催団体による活動紹介)
*時差と当日の各国でのアクションの都合により、プログラム1と3は録画(字幕つき)でお届けいたします。
参加費
無料
お申込み
お申し込みはこちらから(自動的に参加用のURLが送信されます)
主催
国際環境NGO FoE Japan / 地球・人間環境フォーラム
共催
350 New ENEration / 気候ネットワーク/ ウータン・森と生活を考える会 / A SEED JAPAN / 350.org JAPAN
協力
グリーンピース・ジャパン / メコン・ウォッチ / JACSES / Mighty Earth / バイオマス社会産業ネットワーク/ Climate Action Network Japan / 熱帯林行動ネットワーク