2/4開催 (第1回)オンラインセミナー:書類を揃えればいい時代は終わった~科学的検査を活用する木材DD
2021年01月16日お知らせ・イベント
地球温暖化危機や生物の大量絶滅を阻止する重要なファクターとして、世界的に注目が高まる一方である森林問題。森林減少・劣化の要因は農地転換など様々で、「違法木材」の問題も今や非常に複雑な構図を呈しています。この中で木材業界が木材を今後も安定的に調達していくためには、木材の伐採地から始まるサプライチェーン中の情報を把握することで、リスクを特定して管理することが鍵となってきます。
本セミナーでは、木材のリスク管理・その緩和措置を含むデューデリジェンス(DD)の実施方法と、木材の出処を特定するべく海外政府や企業の間で急速に広がっているアイソトープ(同位体)試験などの「科学的試験」を、海外ゲストを迎えて2回にわたって紹介します。
クリーンウッド法の登録事業者など、科学的検査手法の実態や書類確認にとどまらない木材DDやについて知りたい方にお勧めの内容です。ふるってご参加ください。
開催概要
日時:2021年2月4日(木)16:00~17:30
開催方法:オンライン(参加方法などの詳細は、お申込みいただいた方に別途メールでお知らせいたします)
参加費:1,000円(要事前登録)
プログラム
(予定、英日同時通訳あり、予告なく変更することがあります)
<第一部>
・木材調達に求められる「デューデリジェンス」とは?
三柴淳一/国際環境NGO FoE Japan理事
<第二部>
・世界で広がる木材の科学的試験:アイソトープによる特定
Roger Young/Agroisolab CEO
<第三部>質疑応答
全体進行:飯沼佐代子/地球・人間環境フォーラム
講師紹介
・三柴淳一/国際環境NGO FoE Japan理事
FoE Japanは世界75カ国の草の根環境アドボカシー団体が加盟するFoEインターナショナルの日本のメンバー団体。2004年からFoE Japanの職員。木材消費国の違法伐採対策の一環として、木材生産地の環境・社会に配慮した木材“フェアウッド”の調達・利用推進や普及啓発活動に取組む。また熱帯諸国の森林・林業法規制や現地の住民視点を重視した伐採現場の環境社会影響等を調査し、政府や企業への提言活動にも注力。
・Roger Young/Agroisolab CEO
Agroisolab は、木材や食品のアイソトープ試験を行うイギリスにある民間企業。現在、植物研究の世界的権威であるキュー植物園なども参加するWorld Forest ID という木材の出処特定のための世界的パートナーシップのキープレイヤーである。
お申込み
※定員80名
主催
地球・人間環境フォーラム、国際環境NGO FoE Japan、フェアウッド・パートナーズ
お問合せ
地球・人間環境フォーラム(担当:坂本)
contact_fw(a)fairwood.jp((a)を@に変更)
在宅勤務中のため、電話対応はできません。お問い合わせはメールにてお願いいたします。