12/21開催 NSC定例勉強会「2 度シナリオ」と「1.5 度特別報告書」について
2018年10月17日イベント
昨年 6 月末、金融安定理事会の「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)は「気候変動関連の財務情報開示」に関する最終報告書を公表し、現状の気候変動関連のリスクや機会の開示だけでなく、「2 度シナリオ(産業革命前からの世界の平均気温上昇を 2℃未満にするシナリオ)」等の大幅な温室効果ガス排出量の削減が必要なシナリオに基づく影響評価を企業に奨励しています。
一方、今年 10 月 8 日には、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第 48 回総会において採択された「1.5 度特別報告書」が公表されました。これは、世界の平均気温が産業革命前に比べて 1.5℃上昇した場合の影響や、1.5℃を達成する排出シナリオを示したもので、パリ協定の長期目標の努力目標である「1.5℃以下」を検討する重要な科学的根拠となります。
そこで本勉強会では、この「2 度シナリオ」及び「1.5℃特別報告書」の内容について専門家の講師に解説していただき、今後ますます戦略的な対応が求められる企業の課題について考えたいと思います。
日時
2018年12月21日(金)13:30~16:30(受付は13:00~)
場所
TKP新橋カンファレンスセンター ホール3A
(東京都港区 西新橋1-15-1 大手町建物田村町ビル、JR/銀座線 新橋駅から徒歩4分、都営三田線 内幸町駅から徒歩1分)
プログラム
講演
- 地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問 甲斐沼 美紀子氏
- 国立環境研究所 社会環境システム研究センター広域影響・対策モデル研究室室長 高橋 潔氏
参加申し込み
参加ご希望の方は、2018年12月17日(月)までに申込フォーム(推奨) または、e-mail( nsc(a)gef.or.jp )にてお申し込みください。
参加費
無料
主催
サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)
協力
サステナビリティ日本フォーラム、環境経営学会、環境監査研究会