9月1・2日開催MATAGIフォーラム「森の恵みを生活に活かす~シカ・イノシシの皮を価値ある資源に~」
2018年07月23日イベント
シカ・イノシシは日本の森の貴重な資源です。野生動物の命をいただくことについて考え、そうした森の恵みを生活に使うことの豊かさを見つめます。
近年、野生鳥獣-中でもシカやイノシシの頭数増加に伴い、中山間地では農林業に被害が出ているほか、生態系への影響が深刻化しています。環境省ではシカ・イノシシの生息数の管理に乗り出しており、全国で野生動物管理のための方策が進められ、狩猟も奨励されています。
当フォーラムが事務局を務めるMATAGIプロジェクトもスタートして5年以上が経ちました。全国300か所以上の産地から皮が届き、なめした皮が活用されています。ジビエが社会的にも認められ、野生のシカ・イノシシの皮の良さも知られてきました。
今回、9月1日(土)、2日(日)の2日間、東京御徒町のモンベル4階サロンを会場に、各産地からの出展・販売と、1日にはフィールドを熟知する3人のゲストによるシンポジウムを、2日にはスペシャルワークショップを企画しました。野生鳥獣の皮活用の最前線を、ぜひ見に来てください。
開催概要
日時:2018年9月1日(土)・2日(日)
会場:モンベル御徒町店 4階サロン
東京都台東区上野3-22-6コムテラス御徒町(JR御徒町駅南口すぐ)
展示出店・販売
1日(土)12:00~21:00、2日(日)10:00~16:00(期間中出入り自由)
MATAGIプロジェクトはシカやイノシシの獣皮を有効な資源として活用し、地域の活性化につなげる獣皮活用支援のプロジェクトです。このプロジェクトに参加する全国の事業者が展示出店します。
シンポジウム「野生の皮は価値ある資源~日本の山野の恵みを語る」
1日(土)15:00~17:00(申込不要)
登壇者:
★佐々木淳氏(ハンター・北海道中標津で活躍)
★井戸直樹氏(森のたね代表)
★鹿熊勤氏(自然ジャーナリスト)
スペシャルクラフトワークショップ
「生木を削ってスプーンをつくる~グリーン・ウッド・ワーク~」
2日(日)11:00~14:00(要申込)
参加費:5,000円
定員:先着20名(18歳以上)
詳細・お申込みはこちら
MATAGIプロジェクトの詳細はこちら
*この事業は三井物産環境基金の助成を受けて実施します。