シンポジウム 地球を見守る宇宙の眼~温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の今とこれから~

2016年08月18日イベント

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は、二酸化炭素やメタンといった温室効果ガスの観測を主目的とした世界初の人工衛星です。「いぶき」プロジェクトは、環境省、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立研究開発法人 国立環境研究所(NIES)が共同ですすめており、2009 年に打ち上げられて以降、7 年以上たった現在も観測を続けています。

本シンポジウムでは、「いぶき」の概要や、これまでの観測で得られた成果を紹介します。さらに、2018年の打ち上げを目指して開発を進めている「いぶき」後継機の概要を紹介し、これらの観測成果の重要性や今後の気候変動対策への活用について議論します。

また、シンポジウム後には、「いぶき」搭載センサに関する実験やパネル展示など、研究者と直接対話できる展示・実演コーナーを開設します。

シンポジウム概要

【日 時】2016年9月11日(日) 13:00~17:00( 開場 12:15)
【場 所】コクヨホール(東京都港区港南1-8-35)
【アクセス】JR品川駅 港南口(東口)より徒歩5分) 地図はこちら
【定 員】300名(事前登録制)
【参 加】無料

主催:環境省/ 共催:JAXA、国立環境研究所

プログラム(敬称略)

第1部 「講演」(13:00~15:30)

● JAXA 油井亀美也宇宙飛行士によるビデオメッセージ(予定)
● 基調講演

地球をめぐる温室効果ガス─全球規模での監視の必要性─三枝信子(NIES 地球環境研究センター 副センター長)

「いぶき」の開発から打ち上げと運用、後継機の開発
中島正勝(JAXA GOSAT-2プロジェクトチーム ミッションマネージャ)

「いぶき」によって明らかにされた温室効果ガスの動態
松永恒雄(NIES 地球環境研究センター衛星観測研究室長)

● パネルディスカッション

地球温暖化の監視・抑制における衛星の重要性
〈コーディネーター〉 原澤英夫(NIES理事)
〈パネリスト〉 木原実(NTV「news every.」気象キャスター/気象予報士)、三枝信子(NIES 地球環境研究センター 副センター長)、中島映至(JAXA 宇宙科学研究所特任教授/第一宇宙技術部門 地球観測研究センター長)、松永恒雄(NIES 地球環境研究センター衛星観測研究室長)、竹本明生(環境省 地球環境局総務課 研究調査室長)

第2部 「展示・実演」(15:30~17:00)

研究者との直接対話のほか、「いぶき」の観測手法の実演や模型、球体ディスプレイ、パネルの展示などを行う体験型コーナーです。

参加申込方法

シンポジウムへのご参加には申込フォーム(推奨)から、またはE-mailか電話、FAXでの事前申込みが必要になります。

● 申込フォーム

上記申込フォームにアクセスして、必須項目を入力してください。 学校など団体でのお申し込み(10名以上)はお電話にて受け付けます。

● 電話、FAX、Eメールでの参加申込

件名に「地球を見守る宇宙の眼 参加申込」と明記の上、①氏名(ふりがな) ②E-mailアドレスまたはFAX番号③電話番号④ご職業(必須ではありません) ⑤年代(10代/20代/30代/40代/50代/60代/70代/80才以上) をご記載の上、下記までお申込み下さい。
TEL:03-5825-9735 FAX:03-5825-9737
Eメール:climate@gef.or.jp

申込締切:2016年9月9日(金)正午
※申込受付は9月9日(金)正午まで延長しました。
※申込フォームからご入力いただけない場合も、当日受付が可能です。直接会場へお越しください。

※定員に達した場合のみ、ご連絡します。
※FAX申し込みの場合、FAXされた用紙をご持参下さい。
※Eメール送信の際は、開封確認通知をご利用下さい。
※申込フォームの場合、自動返信メールを携帯電話等でご持参下さい。
※ご記入いただきました個人情報は、今後、同種のご案内に限って活用させていただくことがあります。

申込・問合せ先

〈シンポジウム事務局〉地球・人間環境フォーラム
TEL:03-5825-9735 / FAX:03-5825-9737 / Eメール:climate@gef.or.jp

※環境省の当シンポジウムについての報道発表はこちら