10/19開催【国際バイオマスアクションデー連携ウェビナー】「FIT輸入木質バイオマス発電の再エネとしての適切性を考える―GHG、生産地の課題、持続可能性確認方法から」

2023年10月13日イベント

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により、木質バイオマス発電や、石炭とバイオマスの混焼発電が増加し、昨年度海外からの輸入木質ペレットは440万トンを越えました。FITではバイオマス燃焼からのCO2排出量を0としていますが、GHGプロトコルやSBTでは報告が求められており、今後、企業や関係機関はこれらの制度の矛盾にさらされるリスクがあります。また、木質ペレット生産地のベトナム、カナダ、米国ではそれぞれ認証偽造、天然林伐採、ペレット工場の大気汚染や森林劣化という課題が報告されています。

今年のFITバイオマス持続可能性ワーキンググループでは、木材の持続可能性確認方法として木材合法性ガイドライン(2006年)と整合していることを確認していますが、FITでは第三者認証が求められてきたこととも矛盾が生じています。

10月19日の国際バイオマスアクションデーを機に、FIT輸入木質バイオマス発電の持続可能性に関わる多様な課題について、環境団体の視点から解説し、再エネとしての適切性を検討します。

みなさまのご参加をお待ちしております。

※本セミナーのアーカイブ動画を公開いたしました。

日時

2023年10月19日(木)16:00-17:30

※オンライン会議システムzoomを利用

プログラム(敬称略)

・「木質バイオマス発電のCO2排出量、生産地、持続可能性基準とその確認方法の課題」

  飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム)

発表資料

コメント:泊みゆき(バイオマス産業社会ネットワーク)

・質疑応答

お申込み

以下のリンクよりご登録ください。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_H0IgwdPAR52inZW9fhPH4A#/registration

問い合わせ先

地球・人間環境フォーラム 飯沼 event(a)gef.or.jp

主催

地球・人間環境フォーラム、バイオマス産業社会ネットワーク

協力

国際環境NGO FoE Japan、ウータン・森と生活を考える会