G8はバイオ燃料導入政策の再検討、過剰消費の削減を行うべき
~市民社会からG8環境大臣へのメッセージ~
地球・人間環境フォーラム、国際環境NGO FoE Japanなどの環境団体は、5月21日、22日、東京広尾JICA地球ひろばにて開催された、国際市民フォーラム「バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?~先進国の役割と責任」において、G8環境大臣会合に向け、下記のメッセージを発信しました。
メッセージのダウンロード(バイオ燃料)PDF版
メッセージのダウンロード(森林減少)PDF版
バイオ燃料:「G8はバイオ燃料導入政策の再検討を!」 |
・バイオ燃料導入政策の凍結とモラトリアム期間の設置 ・持続可能なバイオ燃料の基準づくり ・基準づくりへの市民社会の公平な参加と透明な手続き ・バイオ燃料一括促進のためではなく、基準作りや影響評価研究への資源の投入 ※詳しくは、メッセージ本文をごらん下さい。(PDF版のダウンロード) |
森林対策:「G8は、森林を炭素市場で取引すべきでない。過剰消費の削減を!」 |
・森林減少の背景的要因である不公正なガバナンス、地域住民の権利の侵害、および林産物や商品作物への巨大需要・貿易の問題への認識 ・林産物や商品作物の過剰消費の削減とバイオ燃料の導入推進政策の凍結 ・投資・貿易の条件となり得る持続可能な生産・流通を担保する基準の設定 ・炭素機能だけでなく森林の多面的機能を十分考慮した、炭素市場との取引によらない森林気候協定 ・生産地の先住民族など地元住民や市民社会の公平かつ十分な参加 ※詳しくは、メッセージ本文をごらん下さい。(PDF版のダウンロード) |
■参考情報
G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム「バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?~先進国の役割と責任」
※本件に関するお問い合わせは下記まで:
・ 国際環境NGO FoE Japan 中澤 健一/江原 誠
TEL:03-6907-7217 FAX:03-6907-7219
・ 財)地球・人間環境フォーラム 坂本 有希/満田 夏花
TEL:03-3813-9735/FAX:03-3813-9737
作成日:2017年04月12日 16時57分
更新日:2017年06月22日 14時50分