G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム
「バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?」

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気候システムの限界と資源供給の限界が国際社会の主要課題となっている中、日本で開かれるG8サミットを目前にし、G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム「バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?~先進国の役割と責任」を5月21、22日に東京・広尾で開催いたします。
本フォーラムでは気候変動対策として近年注目されているバイオ燃料利用と森林減少防止対策(REDD)について「持続可能な開発」の視点から国内外のNGO/市民が中心となって議論を行い、日本をはじめとするG8が国際社会において有効な気候変動対策のイニシアティブを取るよう、5月24日からの環境大臣会合に対して市民からのメッセージを発します。

日 時 2008年5月21日(水)13:00~18:00
2008年5月22日(木)13:00~18:00
場 所 JICA地球ひろば 3F講堂
広尾駅(東京メトロ日比谷線)から徒歩5分
住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
Tel. 03-3400-7717
内 容
フォーラム ①「バイオ燃料は気候変動対策か?」
フォーラム ②「森林減少による炭素排出と気候変動」
プログラムの詳細はこちら
参加費 各日:1,000円(主催団体会員は無料・協力団体会員は各日500円)
お申し込み 1)申し込みフォームからのお申し込み(推奨)。
2) 件名に<G8フォーラム参加申込>とご記入の上、地球・人間環境フォーラムまで、E-mail(gef@gef.or.jp)または ファックス(03-3813-9737)で以下申込内容をご送付ください。
・ 参加希望日(フォーラム1(5/21)、フォーラム2(5/22)、両方)
・ 氏名:
・ 企業名・団体名:
・ 部署:
・ 電話番号:
・ E-mail(携帯メール不可):
・ 主催団体・協力団体の会員の場合は、その団体名:
※定員200名。定員に達し次第、申し込みを締め切らせて頂きます。
お問い合わせ ・地球・人間環境フォーラム(担当:坂本有希・満田夏花)
  TEL:03-3813-9735 FAX: 03-3813-9737
  E-mail: gef@gef.or.jp
・国際環境NGO FoE Japan(担当:中澤健一・江原 誠)
  TEL:03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219
主 催 フォーラム①国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク
フォーラム②国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム
後 援 フォーラム①「バイオ燃料は気候変動対策か?」
欧州連合(EU)駐日欧州委員会代表部、(以下申請中) 外務省、環境省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、JICA、駐日英国大使館
フォーラム②「森林減少による炭素排出と気候変動」
欧州連合(EU)駐日欧州委員会代表部、(以下申請中)外務省、環境省、林野庁、JICA、 駐日英国大使館
協 力 AMネット、ウータン・森と生活を考える会、気候ネットワーク、グリーンコンシューマー東京ネット、サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)、サステナビリティ日本フォーラム、社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)、WWF Japan、日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI)、日本環境ジャーナリストの会、社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)、地球環境戦略研究機関(IGES)(2日目のみ)

<プログラム> プログラムの内容は予告なく変更されることがあります。

5月21日(水) 13:00~18:00
フォーラム ①「バイオ燃料は気候変動対策か?」
13:05~13:30
イントロダクション(坂本有希/地球・人間環境フォーラム)
13:40~15:40
パート1 「バイオ燃料ブームへの警鐘」
  ・バイオ燃料ブームによるパームプランテーション開発の加速
  (Norman Jiwan氏/SawitWatch)
・伐採・プランテーション開発による東南アジア泥炭湿地林の破壊と炭素排出
   (ウェットランズインターナショナル(主催者より代理報告))
・土地・水の制約・エコロジカルフットプリント
  (中澤 健一/国際環境NGO FoE Japan)
・バイオ燃料生産のLCA、費用対効果
  (久保田 宏 氏/東京工業大学名誉教授)
・質疑
15:40~17:50 
パート2  「では、どうすればよいか?~G8の責務と役割 」
  ・持続可能なバイオ燃料とは?
  ( 泊みゆき/バイオマス産業社会ネットワーク)
・モビリティのありかたは?
   (上岡 直見 氏/環境自治体会議)
パネルディスカッション
大会宣言:市民社会からG8環境大臣へのメッセージ
 
5月22日(木) 13:00~18:00
フォーラム ②「森林減少による炭素排出と気候変動」
13:05~13:30 
イントロダクション
 ・森林減少対策に必要とされる視点(満田夏花/地球・人間環境フォーラム)
13:30~16:15 
パート1 「森林減少、要因を取除くのは需要国次第」 
  ・違法伐採と紙パルプ・パーム産業による熱帯林破壊と国際需要
  (Rully Syumanda氏/インドネシアの環境NGO WALHI)
・豪州タスマニアにおける紙パルプ用森林伐採と炭素排出
   (Alec Marr氏/Wilderness Society)
・アジアにおける植林と土地利用が抱える課題
  (百村帝彦氏/地球環境戦略研究機関)
・森林に関わるアクターから見た森林減少の意味
  (松本 悟 氏/メコン・ウォッチ)
16:15~17:55 
パート2 「では、どうすれば良いか?~G8の責務と役割」  
  ・消費国としてのG8の役割、EU FLEGTの経験より
  (Saskia Ozinga 氏/欧州の環境NGO、FERN)
パネルディスカッション
大会宣言:市民社会からG8環境大臣へのメッセージ

※本イベントは独立行政法人 環境再生保全機構 平成20年度 地球環境基金、および 社団法人 国土緑化推進機構 平成19年度 緑と水の森林基金 の支援を受けて実施します。

作成日:2017年04月12日 16時56分