パーム油
地球・人間環境フォーラムを含む環境6団体のネットワークであるプランテーション・ウォッチでは、WEBサイトやパンフレットなどを通じて、パーム油の環境・社会影響について情報提供を行っています。
WEBサイト「プランテーション・ウォッチ」(ポータルサイト)
熱帯林の保全を巡る問題に取り組む環境6団体、国際環境NGO FoE Japan、サラワクキャンペーン委員会、地球・人間環境フォーラム、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、メコン・ウォッチ、 レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部(RAN)では、日本に輸入される パーム油や紙の生産地における環境・社会問題についての情報サイト、プランテーション・ウォッチを開始しました(2014年8月)。
熱帯林の減少要因としては、これまで違法伐採や大規模な商業伐採が挙げられてきましたが、近年ではプランテーションのための土地利用転換が、最大の要因となってきています。 急速なプランテーションの拡大は、森林生態系や地域住民の生活に多大な影響を与え、特にアジアの熱帯諸国においては、ガバナンスの脆弱性や、土地に対する権利が不明確なために、無秩序な開発が行われる事例が見受けられます。 これらのプランテーションは、パーム油、紙、バイオ燃料などグローバルに需要が拡大している商品の原料を生産しており、日本の私たちの消費生活とも無関係ではありません。
本WEBサイトは、東南アジア諸国を対象に、プランテーション拡大による環境・社会影響と、日本等の企業の関わり、パーム油の認証制度や、森林認証など、プランテーションに関連する取り組みについて実施した調査報告や最新の情報をお伝えし、消費側として森林破壊を食い止める取組みの推進を目指しています。 現地調査の報告も随時ご紹介していきます。 ぜひご覧下さい!
危ない油の話~パーム油について知る(一般消費者向け)
「パーム油調達ガイド」(企業向け)
パンフレット「危ない油―パーム油のリスク、知っていますか?」(2015年5月)
パーム油はさまざまな加工食品や洗剤などに使用されています。インドネシアやマレーシアで多くのパーム油が 生産されていますが、現地では環境と社会の両面でさまざまな悪影響が起きています。
【内容】
・パーム油の調達リスク:環境的悪影響
・パーム油の調達リスク:社会的悪影響
・企業の皆様へ「危ない油」への対処方法
・RSPOとPOIGとは?
パンフレットをご希望の方は、熱帯林行動ネットワークのWEBサイトよりご注文ください。
作成日:2016年06月13日 12時07分
更新日:2017年01月18日 14時29分